Kia Ora
人生すべて縁とタイミング。KIWI LIFE of MOANA の MAYUMI です。
今日は私の愛犬、と言うかソウルメイト犬の事を。
私は今、パートナー と パートナーの母、オス猫のミトン、そして今日お話するこのソウルメイト犬 チワワのパピーとオークランドの少し田舎の方で暮らしています。
パピーはパピーと言うなのおばあちゃん犬。飼い主である私のパートナーのお母さんが以前のご近所さんの引越し時に一緒に連れていけないというなんとも勝手な理由で引き取り、家族になったそうです。なので出生の詳しい事はわからないけどおそらくもう16歳くらいらしい。
パピーと私の出会いは、私が彼の家に出入りするようになった頃。初対面はめちゃめちゃ吠えられました。
その頃、彼はお母さんとは同じ敷地内の別の建物に住んでいて、パピーはお母さんと住んでいましたが、ドアが開いていればしょっちゅう勝手に中に入って来て彼の家にちょこんと座っていました。
今まで犬も猫も飼った事のなかった私にとっては初めてのワンコファミリーのパピー。始めのうちは犬経験のなかった私は何も分からなかったし、チワワでも吠えられるのが怖かったのを覚えています。
それでも人懐っこいパピーは私にもすぐに慣れて吠える事もなくなり、なかよしになりました。
これまで犬を知らなかった私。
テレビではよく「犬は人の心がわかる」とか言ってるけど、そんなんどうやってわかるんやろって思ってました。
でも今はそうだと思っています。なので彼女は私のソウルメイト。
海外で暮らしはじめたばかりだとなんでも話せる友達ってなかなか居なくて、日本では簡単に出来ていた友達と会ってグチを聞いてもらったりランチに行ったりができずにストレスがうまく消化できない状態が続いている時がありました。
気づけばイライラが溜まっている時があって、1人でボーッとしたり時には泣いたり。もうそうなってしまった時はパートナーであれ人間からの「大丈夫?」という声かけや気遣い、心配してるよオーラがより気持ちを複雑にさせる事があったので、私はできるだけ1人でいました。
ほっといて欲しかったんですよ。でも実際にほっとかれるとまたイライラしたりしません?私はそういうタイプなので、そんな時はパートナーからは物理的に離れるのが1番!そう思いませんか?
まぁそれは置いといて。
そんな時、気づけばパピーは私の側で寝てるんですよね。
何にも知らないよ?ただここで寝てるだけだよ。みたいな勢いで百発百中で側に居るんですよ。不思議だなって思いました。
今のお家に引っ越してきてからはお母さんとも同居になったので、パピーとも一緒に暮らすことに。
一緒にテレビを見たり、デッキで昼寝しながら日向ぼっこしたり、道路まで出て一緒に彼の帰りを待った事もあります。
(日向ぼっこ中の私とパピー)
特にこの半年間、私は自分の生活環境にとっても苦しんで、そのせいで彼との喧嘩も勃発!!!
真冬にすきま風の入る家のリビングで1人凍えながらソファで寝た夜。
(貧乏チックに聞こえますが、古い家が多くて建てつけが甘いんです!笑 そして日本の家は本当に暖かいです。おそらく断熱材とか入っていない家です。)
そんな時もわざわざお母さんの部屋を抜けてリビングにいるんですよね〜パピー。なんで?って思う程。
1人でも狭いソファをベッド代わりに2人で一緒に寝ました。パピーと寝たおかげで風邪引かずに済んだと思う。
そんな精神的に辛い時にいつもそっと寄り添うように居てくれるパピー。
数時間前に天国に行っちゃいました。
もうだいぶおばあちゃんになってきたなーっていう話はもう一昨年からしていて、初めてながらに先はそう長くはないのかな?なんて思っていました。時々お母さんが病院にも連れて行ってたけど結果はいつも何もなくて、大丈夫なんかなー?って思ってた。
数日前から咳が酷くて。数ヶ月前にも咳が出た日があったけど、お母さんが病院連れて行っても、病院では咳が出ずに帰ってきたことがあって、今回も治るかなと思ってたけど、今回はなんかやっぱり音が悪いなって思ってて。
様子みてやっぱり変かなって一昨日お母さんが病院に連絡して昨日連れて行く予定だった。また病院に行ったら咳が止まるかもって言って録音までして。
昨日は朝から咳は出てなくて、予約の時間なのに出ていかないから行くのやめたのかと思ってたら、ドクターが体調不良で延期で今日になったって。
でも咳出てないし、悪くなってる感じないなって思ってたら今日の診察を待たずに逝ってしまった。
お母さんは自分が病院に連れていかなかったからやって責めてる。もしドクターが昨日診てくれてたらって私も思ったりもした。
でももしかしたらドクターが診てくれて病気がみつかってたら、きっと延命とかしたんじゃないかな。管に繋がれたりしたかもしれない。ペットも延命とかってするのかな?私はまだ知らない事。
それでも治ってまた一緒に居れたら良かったかもしれないけど、やがていつかは別れがくるし、もう十分な長生きだったからパピーは最期安らかに逝ったんじゃないかと思いたい。
パピーはいつも私を心配するかのように一緒に居てくれたのに、私たちに心配をかけさせないようにスッと逝ってしまった。
そして、何よりこの半年間私を不安定にさせていたVISA問題が落ち着いた矢先のタイミング。ほんと私パピーに心配かけとったんやな、って思った。
本当に鬱陶しいくらいにかまってちゃんだったパピー。いっぱい怒ってごめんね。天国で楽しく暮らせますように。
まさか今日死んじゃうなんて全く微塵も思ってなかった。こんな急に居なくなっちゃうなんて。
昨日、抱っこしといてよかった。
パピーありがとう。安らかに。
人生は後悔の繰り返し。後悔しないように最善を選んで生きたつもりでも、どうしてもあの時こうしてればっていう後悔は残るもの。でも少しでもその後悔を少なく小さい物にしようと改めて思った。周りの人を大切に。
悲しいけど、どうしても残しておきたかったので書きました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
Ka Kite