Kia Ora!
人生すべて縁とタイミング KIWI LIFE of MOANA の MAYUMI です。
さて、前回はニュージーランド(以下NZ)の《基礎情報編》をお届けしました↓
moananokiwilife.hatenablog.com
と言うわけで今回は《オークランド生活情報編-Vol.1》です。
私は今、最大の都市オークランドに住んでいます。
NZ国内ではこの都市にしか住んだ事がないので、他の都市との比較ができないのでオークランドの情報としてお届けしたいと思います。
オークランドの情報を旅行や生活の視点で!!
言葉について
恐らくほとんどの人がNZへは飛行機で到着する事になるかと思います。
さまざまな航空会社を利用してNZに入る事が可能ですが、1番メインな航空会社といえば、Air NZ。
唯一のNZの航空会社です。
そこに乗り込んで座席に着くとすぐに目に入るのが Kia Ora!の文字。
英語を勉強中のみなさん、見かけたことがありますか?
私はNZにくるまで見かけた事はありませんでした。
NZは英語圏でしょ。だから英語なんじゃないの?って思ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これ、実はNZの公用語にもなっているマオリ語(Te Reo Maori)で、「こんにちは」の意味を持ちます。
そして「キァオラ」と読みます。アの音はほとんど言わなくていい程なので、「キオラ」と聞こえるかもしれません。
マオリ語 は公用語なのでこれから色々なところで見かける事になると思います。
Air NZを利用しない人もNZに足を踏み入れたらきっとすぐに目にしますよ
街で急に知らない人にKia Ora!なんて声をかけられた事もありました。
え、NZってもしかして英語が通じない事があるの?
大丈夫です。今のところ公用語だからと言って、マオリ語しか話せない人に私はまだ出会った事がありません。
それでも生活の中にたくさんのマオリ語がありますので、探して見るのも面白いと思います!ちなみに私は今年の目標の1つでマオリ語を勉強しようと思っています!
ちなみに日本語はと言うと、街中では日本食レストランがたくさんありますので日本人が働いている事が多いです。
が、日本人ではないオーナーのお店が多かったりするので店員さんも日本人じゃないこともしばしば。
この間、お茶の老舗 辻利がオークランドにオープンして行ってきたのですが、「日本のお茶の老舗」ということで日本人だろうと勝手に思い込んでいた私は、英語で注文ができるクセにお店の人が日本語が話せるかの確認もせずに最初から日本語で注文してしまったんです。
すると、どうやら日本人の方ではなかったようで、遠くから日本人スタッフの方がすっ飛んできて対応してくださいました。
「あぁ、失礼なことをしてしまったな。多国籍な国に居ることの意識が低かったな」と反省。
日本人のように見える人でもこちらで育って日本語が得意でない人や、日本食・日本の物品を扱うお店でも他の国籍の方を雇っているお店が当然あります。
明らかに日本人だろうなという時でも第一声は英語。
それがいいと思います。
気候と必須アイテム
気候って、みなさん旅行に出かける前にガイドブックやインターネットで調べると思うんですけど、これ、難しくないですか?
人によって感じ方なんて違うし。と思ってしまって結局必要以上の荷物に。。。なんてことに私はなってしまいがちです。
なので、私の経験談を。
私は寒がりの暑がり。
特に風が吹いたりして、身体がひんやりを感じたら一瞬で「寒い!」ってなっちゃいます。
それを踏まえて読んでください。
NZは日本と同じように四季があって、逆の季節だという事はお伝えしましたよね。
追加すると、赤道を中心線として日本とNZは似たような緯度に位置しています。オークランドは南緯37度で長野県や福島県と同じくらいの緯度です。
緯度が同じで四季がある。
日本に似ていますが、体感は全く違います!(対大阪比べ)
まず覚えておいていただきたいのが、1日の中に四季があると言われているという事。
オークランドの天気は本当にコロコロ変わります。
そして天気予報が当たらない!オークランドは年間降水日数が年間100日を超えますが、本当にコロコロ変わるんです。
日本のように一日中雨の日がある日は逆に少ないと思います。
色んな情報サイトに「持って行くべきものリスト」みたいなのありますよね?
そこには大抵折り畳み傘が書かれています。
実際に私も持ってきました。
しかし、使いませんし使えません!
まず、使わない理由。
すぐ止む事の方が多く、それも土砂降りじゃなくシャワーな事が多いから。
さしては閉じるを繰り返すうちにドンドン開く時間やたたむ時間が億劫になります。(土砂降りの日もあります!)
もう1つ使わない理由は、濡れた後の不快感が断然少ないからです。
大阪は本当にジメジメしています。
特によく雨の降る梅雨の時期なんて暑くなってきているのでより不快感が高いですよね。
出来るだけ濡れたくない→だから傘をさす!
それに比べたらオークランドのシャワーの時は全然濡れても不快感が少ないと私は思っています。
次に使えない理由。
オークランド、風が結構あります。
強風という訳ではありませんが、四方に海があるからでしょうか?割と風があるのでどうせ濡れます。
以上の理由から使用頻度が少ない。
そして。。。誰も使ってません!
少し盛りました。
でも本当に使っている人が少ないですし、持っていても降り出してから傘を開くまでが長い!
これ、Kiwi スタイルです!(笑)
シティだと移動手段が徒歩の時間が多いので、その間に傘を使う方も多いかもしれません。
しかし生活となると私は基本的に買い物に行くのも駅まで行くのも車なのですごく短時間しか雨に打たれないというのもあります。
(でも日本でそういう場面、いちいち傘さしてたな、って思ったりもします。だから完全に傘の使用頻度は減ってる!)
余談ですが、私は一度1日に5回 雨に降られた事があります。
その時は割としっかりした雨が間隔をあけて降りましたが、その時も使いませんでした。
じゃぁNZ人はいつもずぶ濡れなのか?
もちろん 違います。(笑)
ここで便利になってくるのが、カッパ!
レインジャケットです!
個人的にはNZ旅行・生活必須アイテムと言っても過言ではないと思っています!
濡れてもOK、風でも問題なし。
そして、1日の中に四季があると言われるNZでさっと羽織れるジャケットは防寒にもなり最高です。
私は折り畳み傘と、カッパも持ってきていたので重宝しています!
NZは自然大国。
旅行やワーホリ中に自然に触れに行く方多いと思います。
その時もやっぱり傘よりレインコートです!
薄手の物と厚手のものあると一年中使えますよ!
公共交通機関
オークランドの公共交通機関はAT (Auckland Transport)のバス、電車、フェリー。
AT HOPカードとは
オークランド市内のバス、電車、フェリーで使用できる、共通のICカードがAT HOP カード。
主要な電車の駅や大きいバス停のサービスカウンターがあるところで作れます。
作るのに$10必要。そこにお金をトップアップ(チャージすること)して使います。
交通費が割引になります。オークランドの滞在が1日や2日であまり電車やバスに乗る予定のない方は毎回チケットを購入してもいいと思いますが、3日以上滞在で色々出かけたい方にはオススメ。
ゾーンごとに料金設定されています。
料金表↓
カード利用のメリットは
・だいたい25~50%の割引率。
・乗車の度に慣れない英語で行き先を告げ、慣れないお金で支払う必要なし!
・何より早くて楽チン!
先に$10支払っているので、$10分は割引額がいってくれないと損と思うかもしれませんが、1回乗るごとに約$2の割引。
1日1回おでかけを往復してそれを2日すると4回乗ることになります。約$8浮いた計算。先に$10使ってるのでマイナス$2です。
1NZD=約80円なの160円でわずらわしさが減るなら価値はあるかなぁと個人的には思います。
それではバス、電車、フェリーをそれぞれに紹介していきます。
バス
1番使う事になる人が多いかもしれません。
割と街中を網羅しています。
時間は場所や便によってまちまちですので時刻表をチェックしてください。
時刻表があって、時間は決まっていますが、遅れる事多々。5分遅れはいい方です。かと思えば予定より早く着いても人が居なければそのまま通過してしまう事もあります。
時間に余裕を持って行動すべし!
グーグルマップでも十分情報が得られます。
さらに時間が心配な方はアプリをチェック!バスが今どの辺にいるのかもわかるので便利ですよ~
乗り方
乗りたいバス(バス前方のバス番号と行き先をチェック)が来たら手を挙げてドライバーに乗車の意思を伝えると止まってくれます。
明らかに乗る素ぶりなのに手を挙げてなくて素通りされたこと、、、あります。
いい人だったらクラクションで乗らないのか?って聞いてくれますが、とりあえず手を挙げて乗車の意思を伝えましょう。
前の扉から乗り込んだら、ドライバーに挨拶を。
Hi、Helloなんかでオッケー!これもKiwiスタイル!
切符を買う場合
ドライバーに行き先を告げてチケットを出してもらいます。
受け取ったチケットは降車時まで持っておきましょう。(ただ降車時にチケットを確認される事はなさそうですが、念のため。)
チケットを買う方は現金が必要になりますので、できれば小さめのお金$5や$10を準備しておきましょう。
大きいお金だとお釣りがないからと言われる事も。
ラッキーだったら。。。タダで乗せてくれる事もあります(笑)
AT HOP カードで乗車の場合
乗り込んですぐのところの機械にかざしてピッ。緑のランプが光ればオッケー。赤になったらもう一度かざしましょう。
挨拶することに意識がいってしまってタッチするの忘れないように!
忘れたら無銭乗車になってペナルティあり!
慣れるまでは一番に乗り込まず、誰かの後ろがオススメ。
ほとんどの人がピッてしてるので思い出します!
降車時も機械にかざします!これ、忘れがちなので気を付けて!
降り方
降りたいバス停手前で降車ボタンを押す。
私がワーホリ始めの頃に住んでいた地域へは古いバスが走っていて、ボタンがどこをどうしても見つからなくて困りました。
今でも走っているのかな?念のために。
もしボタンが見つからず、その代わりに窓側の窓に沿って長い一本の線が伸びていたら、それを引っ張りましょう!それがボタンの代わりで次止まりますのランプがつきます!
降車時は前後どちらの扉からでもオッケー。
乗る時同様、ドライバーに挨拶を。
Thank you, Thanks, Thanks driverなんて言ってる人が多いですよ。
みんな言ってるのでぜひ言ってみてくださいね。
その他注意点
座席にみんなが座るまで待ってくれるドライバー、急発進するドライバー、すごくマチマチです。
念のため気をつけて。
もし行き先が降りる場所がわからない時は乗車時にドライバーに伝えると、降りる場所になったら教えてくれる事が多いです。
そんな時はドライバーの近くに座れたら安心ですね!
電車
オークランド市内には4線の電車が通っています。
バスに比べて時間は正確!道路事情に左右されないし、時間が読みやすいです。
ただ、気を付けたいのが利用者の増えるはずのイースターホリデーと、クリスマスホリデーは運休(休日の時刻表ではなく、運休!)します。(一部の線を除く。)
旅行とホリデーが被るときはチェックが必要です!
チケットの購入
AT HOPのある人はチケットの購入は必要ありません。
大きい駅→自動改札機があるのでそこでカードをかざすと改札が開いて入れます。
小さい駅→自動改札がないですが、代わりにカードをかざすポールがあります。
そこでタップしてください。
※この自動改札のない駅が危険!忘れがち!このポールがまた存在感が薄いんです!!!特に大きい駅から乗って小さい駅で降りるときやその逆。スッと通過してしまいます。
降りる時も同じ。タップをお忘れなく~
AT HOPのない人は事前にチケットの購入が必要です。
大きい駅→窓口でチケットの購入ができます。窓口で行き先を告げる。支払う。チケットを受け取る。
自動改札があるのですが、紙チケットでは通れません。紙チケット専用の改札から入ります。
小さい駅→無人のことがほとんど。発券機があるのでそこで購入します。目的地の駅名は事前に調べておいた方がいいです!行き先を選んで、支払い。紙のチケットが出てきます。改札がないのでそれを持って乗車します。降りるまできっちり持っておきましょう!
乗車・降車
電車がホームに入って扉が開きます。そんなことわかってるわ、と言わないで~!
開かない時があるんです。私もイマイチいつ自動で開いて、開かないのかわからないのですが、もしも開かなかったら、ドアの横にボタンがあるので、そのボタンを押して開けてくださいね。
その他注意点
ずる賢い方なら気づいたかもしれませんが、オークランド、無人で自動改札のない駅が多い!つまり、無人駅から乗って無人駅で降りる時は簡単にできるんじゃ?!
できません(笑)
いや、できることもあるかもしれません。でももちろんオススメしません。
なぜなら、抜き打ちのチェックが入るから。
電車に乗っていると、急にオレンジのベストを着たスタッフの方がやってきて「AT HOP カードの確認で~す。」とまわってきます。
1人ずつカードを渡し、専用の機械にかざしてチェックします。
きちんと乗車時にタップしていれば何もなくカードを返されておしまいです。
もし無銭がばれたらどうなるのか、、、私には知る由もありません。
みなさん、無銭乗車はやめましょう!(笑)
フェリー
フェリーはあまり使用する人は少ないかもしれませんが、オークランドの北側に住む人や、観光地にもなっているデボンポートに行く時なんかに利用することもあるかなと思います。
基本的には電車と同じです。
自動改札があるかポールがあるかで、そこでAT HOPカードを乗降時ともにタップする。
カードがない人はカウンターでチケットを購入するか、券売機で購入です!
電車のところでも書きましたが、AT HOPの落とし穴にはまらないでくださいね!
なんだかフェリーってテンション上がりませんか?その結果、ポールに気付かずにタップ忘れてしまうことも。
かくいう私もついこの間やらかしそうでした!!通過してすぐに思い出して戻りました。
忘れたの周りにバレバレでちょっと恥ずかしかったです。
さて、情報が多くなってきたので、今回はこの辺で終わりにします。
まとめ
・言葉はやっぱり英語は主言語。マオリ語も生活に密着しているので探してみよう!
・気候の変動が激しめ。レインコート最強説!
・公共交通機関の利用にはAT HOPカードを使おう!
みなさんのNZ オークランドの滞在が少しでも快適なものになりますように!
では。Ka Kite!