KIWI LIFE of MOANA

世界の果てニュージーランドからKIWIとの国際恋愛や日常生活、それからニュージーの福祉/教育を発信!ワーホリ・ギリホリの人を応援したい情報ブログ。

キャッシュレスの進むNZの気になる物価やお給料まとめ

 

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≪オークランド生活情報Vol.2≫はニュージーランドのお金事情について!

 

みなさんがNZに来る目的は様々だと思います。

 

旅行でNZに訪れる人、留学などで学業がメインの人、ワーホリで働く人や旅をする人、仕事をする人、家族や友達に会うために来る人などなど。

 

理由はなんであれ、滞在するにはお金がかかりますよね!

 

国が変われば、通貨も違えば物価も違う。

 

今日はNZの色々なお金の事書いてみます。(2020.4現在)

 

 

 

 

通貨

NZの通貨はNZD(ニュージーランドドル)です。現在1NZD=65円

 

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ここ3年でみると72円~84円で推移していたのですが、この3カ月は下がりに下がっています。

 

これブログを書くために調べたんですが、私が初めてNZに来た2017.1月はこの3年で1番の円安のタイミング…換金した時には87円くらいでした(;´・ω・)

 

安いのは知ってたけど、20円以上の違いは結構痛いですよね。

 

$100換えたら¥2000、$1000換えたら¥20000の違い…今冷静にショックを受けながら書いています。

 

 

ニュージーランドでは現金を持たない生活ができる

基礎情報のところでもちょこっと書いたんですが、NZは日本に比べるととってもキャッシュレス化が進んでいます。

 

人口密度が低く、現金を引き出したり入れたりするために、色々な所にATMや銀行を作ると採算が合わないから?なんてことを聞いたことがありますが、このカード生活、とっても便利で楽チンです!

 

カードって?

ここで言うカードとは、クレジットカードはもちろん、デビットカードや旅人の味方、キャッシュパスポートもOK。

 

おそらくクレジットカードは多くの方が持っていかれると思うので、あると便利です。

 

それ以上にNZでの滞在で必要なものは銀行のキャッシュカード

 

ここではその銀行のキャッシュカードについてお話していきたいと思います。

 

NZに一定期間の滞在を予定してて、銀行口座を開設する予定の方は早めに作ってしまいましょう!

 

日本から持ってきたお金をそこに入れてしまうともうNZの生活に順応できます。

 

なぜなら銀行のキャッシュカードにEFTPOSという機能がついていて、このEFTPOSがNZで生活するには便利すぎるから!

 

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EFTPOSとは

EFTPOSとは、

Electronic Funds Transfer at Point of Sale の略。

 

正式名称も意味も問われることなんてないので覚えなくていいです!

 

要は「お金を使った時に自動的に銀行口座から引き落としまーす」ってこと。

 

つまり、デビットカードです。それが銀行の口座と繋がっているので日本から持ってきたお金をそこに入れて置いたり、お給料をもらうようになればお給料を一切触る必要なく買い物時に支払いができるようになります。

 

もちろん残金がなければ使えません。

 

 どれくらいのお店でカードが使えるのか

実際、どれくらいカードを使うのか。

 

日本だと割と大きい買い物をする時にクレジットカードを使うことが多くありませんか?コンビニで100円コーヒーを買うのにカードを切る人はどれくらいいるでしょう?

 

それはなんだか気がひける、という人多くないですか?今では色んなキャッシュレス支払い方法が出てきてお店ごとに支払い方法を変えている人も多いみたいなので以前に比べると現金で支払う機会はもしかしたら少しずつ減ってきているのかもしれませんが。

 

NZの生活が慣れてカードを使うことに慣れた私ですが、日本ではあまりカードを使いません。(性格的に後払いのクレジットカードがあまり好きではないというのが大きいと思いますが。)

 

そんな私でもここNZではどこでもカード。むしろもう現金を使う場面がほぼないので財布にお金が入っていない事の方が多いです。

スーパーでお菓子1個買うのも問題なし!

電車やバスのカードをチャージするのもOK

レストランやカフェももちろん〇

 

し・か・も!

レストランに友達と行って、割り勘したいときありますよね?それもOK!(対応してくれないお店も時々ありますが)

 

いちいちカードで支払ってくれた子に細かいお金を払う必要ありません。これ、めちゃくちゃ便利です。

 

1¢単位まできっちり払えるので、$4.99の商品には$4.99。ニュージーランドの最少額のコインは10¢なので現金で$5支払うと1¢はおつりなしです。たかが1¢されど1¢、チリも積もれば、、、ってやつです。

 

しかし、場所によっては現金のみのところもあります

代表的な所で言うと、マーケット系。そういうお店では大抵わかりやすく「CASH ONLY」と書いてくれています。それとバスに現金で乗る時。

 

 ※オークランドでバスや電車に乗る人は銀行口座と同じくらい素早くAT HOPカードも作ることをオススメします!

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お店によってはEFTPOSはOKだけど、クレジットカードは対応していないところもあるのでクレジットカードのみを持っている方は事前に聞くとレジでもたつくことはないと思います。

 

 

 

物価

よく「NZって物価はどうなの?」って聞かれることが多いんですが、

みなさんも気になるところじゃないでしょうか?

 

私が、日本・オーストラリア・ニュージーランドと住んでみて感じるのは、、、全般的に若干NZが高いかなーです。

 

あまりお金を細かいところまで比較するのは得意ではないので、私の肌感覚ですが。

 

細かく考えたことがないので、実はそれ程高くないかも。。。1ドル70円計算で書きますね。

 

スーパーでの買い物

私のお気に入りスーパーはCOUNT DOWN(カウントダウン)。

 

大手のスーパーなのでオークランドでは至る所にあります。他にも広く展開するスーパーはいくつかありますが、カウントダウンは高級すぎず、安すぎないという感じです。

 

カウントダウンブランドもあって、他の商品より安めに購入ができます。

 

もちろん商品はたくさんあって、ピンキリなので、いくつかご紹介します。

 

◉水:1.5リットル=89¢(約62円)

 

◉コーラ:2.25リットル=$3(約210円)

コーラやL&Pなどのソフトドリンクは特売になることが多い!カウントダウンブランドに至っては1.5リットル$1.30(約91円)で買えちゃいます!

 

◉食パン:薄切り1斤=$1(約70円)

私はいつも$3くらいのかぼちゃの種とかいろいろ入ったの買います。美味しい!

 

◉フライドポテト:1キロ=$2.5(約175円)

これ安くないですか?そしてフライドポテトの種類ハンパないです!危険ですが、幸せです(笑)

 

◉野菜:ものによりますが、キャベツ・レタスなどの葉物野菜は1個いくらという売り方が多く、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、マッシュルーム、トマトは量り売りのことが多い。

 

季節での変動がかなり大きいので、時期じゃない時は買わないことが多いです。

 

夏の時期はとうもろこしが安くて5本$4(約280円)で買えました。しかもめっちゃおいしい!

 

◉うどん:一玉=90¢(約63円)

 

日本の物:日本のブランドのものはカウントダウンではあまり買えませんし、あっても高いですが、アジアンマーケットや、ジャパンマートなど日本の物を多く扱っているお店もあるので、そちらの方が比較的安く手に入ります!それでも日本の1.5倍~くらいの値段はするかな。

 

◉うちはマヨネーズは絶対に日本のマヨが外せないんですが、500g$6.5(約455円)が安い方。

 

日本だと298円とか?ですよね?そう思うとちょっと高い。

 

 

NZで節約生活をしたいなら断然自炊かなと思います。

 

 

外食

外食もピンキリですが、高い方を見るときりがないので、庶民感覚で。

 

◉パイ1個=$4~4.5(約315円

※KIWIのソウルフード。ランチのメインにも間食にも。パイ1個で結構お腹いっぱいになります。大抵ベイカリーでテイクアウェイ

 

◉コーヒー1杯=$3.5~5(約245~350円)

個人的にはコーヒーは安いのではないかと思っています。ほとんどのカフェでエスプレッソマシンで淹れてくれる美味しいコーヒーが飲めます。

 

◉ランチ $20〜(1400円以上) 

レストランやカフェで$20以下はあまり多くはありませんが、探せばあります。日本のようにドリンクもミニデザートもついて1200円とかは見たことがありません。

ちなみにマクドでビッグマックのポテトとドリンクのセットが$10.80(750円くらい)です。

 

◉ディナー $30(2100円)~

メインだけ頼むんだったらランチとそれほど変わらず頼めますが、ディナーに行くときは割と前菜なんかも頼んだりすると思うので高くなります。曜日によって安いメニューがあったりするので、気になるレストランがそういうサービスがあるのかチェックするのもいいと思います!

 

私は最近近くのレストランバーのステーキナイトにはまって、$20(1400円くらい)で豪華なステーキを堪能しています♡

 

◉お酒 レストランやバーでのビールは$8(約560円)以上が普通。

ハッピーアワーをしているお店が多いので、早い時間は$4~5と安く飲めます。スチューデント限定で割引のあるバーもあるので学生の人はチェックです!

 

日本の居酒屋さんだと280円や380円なんかで生ビール一杯飲むことができますが、その値段はなかなかありません。

 

ちょっとおしゃれなところに行くとビール10ドル以上も普通です。

 

家賃

オークランドは週払いで借りることがほとんどでワーホリの人などはシェアハウスのオーナーから借りることが多いかなと思います。

 

オークランドCBDに住もうと思うと、シェアハウスのシェアルームで週$180(約12600円)~ オウンルームで週$220(約15400円)~といったところでしょうか。

CBDの外だと少し下がるところもありますが、シティに遠くなれば遠くなるほど安くなるかといえばそうでもなくオークランドは全体的に高いです。

 

私は以前にオーナーカップルが1階に住んでいて、上の階がフラットメイト用の部屋3室とキッチン・バスルーム・トイレのあるシェアハウスに入っていました。

 

個室で、バスルーム・トイレ・キッチンは共有。

 

それで週$170で、光熱費+Wifiは毎月の請求後、人数で頭割りだったので、週に直すと大体$180くらいでした。

 

月に換算すると、4週間で$720=約50400円です。

 

シェアハウスのオウンルームでこの値段です! 

 

 

お給料

 最低賃金はいくら?

外食や、家賃が高いと言ってきたんですが、じゃぁ、どの位の収入が得れるのかが問題ですよね?ワーホリや学生で来てバイトをする方の多くは最低賃金からの開始がほどんどじゃないかなと思います。

 

現在(2020.4)のNZの最低賃金は時給$18.90(約1320円)です。

 

 

日本よりめっちゃ高い!!って思いませんかー? 

 

 

もし、NZで運よく8時間働ける仕事が見つかったとして、週40時間働けると、

40時間×$18.90=$756です。

 

この$756全てもらえるかというと、所得税があるので全額はもらえません!

 

そして、週に40時間働ける職場を見つけられる人の方が少ないかもしれません。ガツガツ働いていっぱい稼ぐぞ!という訳にはいかない事も視野に入れておいてくださいね。

 

 税金

NZは日本に比べると税金の種類が少ないんですが、短期滞在者に関係してくるのが、そのうちの所得税消費税です。

 

 

所得税

NZでは会社が所得税を納めてくれるのですが、所得税については書くと長くなるのでここでは割愛しますが、収入に応じて納めるパーセンテージが変わったり、メインの仕事かサブの仕事かどうかでも変わってきますが、一番低い所得のランクにかかるのが10.5%

 

つまり、上記の$756が所得だと所得税は$79.3 手取りは$676(約47000円)です。

4週間、20日働いて手取りがだいたい190000円になります。

これが多いか少ないか、みなさんどう感じますか?

 

 

消費税

消費税はGSTと呼ばれ、NZではGST込の価格が店頭には並んでいます。

 

日本では消費税が10%に上げると決まってから、かなり長い時間時間が経っていますが、まだ8%ですよね。それでも上がった時は高いと思っていましたが。

 

 

なんとニュージーランド、

 

 

 

消費税15%!!Σ(゚д゚lll)

 

 

 全部込みで表示されているので普段あまり気にしていませんが。。。

 

 

まとめ

 そりゃ物価高くなるよ。というか消費税が高いよ!

 

つまり、結局のところ、そもそもの物の値段はそれほど変わらないんじゃないかと思うんです。

 

それに上乗せされる消費税が高い。

 

ただ、税込み価格の表示なので、いちいち税金にこれだけ取られてると思わないのがいいところだったり? はたまた旅行者であっても、その税金の恩恵を受けることもあるので一概にマイナスだけかと言われると判断が難しいです。

 

 

日本円換算してしまうと、全部高い気もしてしまうんですが、住んでNZDを稼ぐことを考えれば、NZの最低賃金$18.90、日本は地域で違いはあるけど900円くらい。

 

ランチの相場は一時間の時給よりちょっと安いか同じくらい。そう思えばNZもあんまり高くないかな?なんて思ったりします。ただ、日本のように激安でハイクオリティのものにはなかなか出会えないかな、って感じです。

 

そして今回、コロナウイルスによってロックダウンを実施したニュージーランドでは早々に現金給付が政府から会社を通して行われたのですが、普段高めの税金を払っていてもこういう緊急時に国民に還元されるのが目に見えたので支払い甲斐があるなと感じました。(国籍も、市民権も永住権すらもっていない私でも恩恵を受ける事ができました。)

 

 

ではでは色々かきましたが、みなさんのNZ滞在の参考になれば幸いです。