「Tinder(ティンダー)」というアプリをご存知ですか?
世界的に有名な「出会い系アプリ」です。
世界の約190か国で使えるアプリだそうで、有名がゆえに賛否両論あって日本ではネガティブな情報が多いTinder。
エッチ目的の人が多いだのなんだのいわれてますが、わたし、そんなTinder会った人と結婚します。
Tinderで出会った事を隠したり、言いにくそうにしている人が多いのですが、そんなに後ろめたい事をしたの?って思ってしまうのでプラスの情報として出したいと思いました。
Tinderを使いだしたころから、今の彼に出会うまでの間にで学んだ事、書いていきますよ。
先に言っておきますが、Tinder、そんな悪くないと思うしすべては使う人次第。
そんな事当たり前じゃないのか?そりゃ色んな人がいるし、悪用する人なんてどこにでもいるし、有名な分だけ悪い人の人数も増えるよね?って私は思っていた訳ですがネガティブなことが多すぎるので、Tinderってそんなに悪いのか?いや、悪くない、使い方でしょ。という記事です。
- Tinderとは
- 私とTinderとの出会い
- 出会いの目的は人それぞれ
- 変な人は本当にいるの?
- Tinderのメッセージのやりとりで学んだこと
- 初めて会う時はTinderに限らず注意しましょう
- 実際に出会ってしまった後はきっかけがTinderかどうかってまだ関係あるの?
- 今だから思う、きちんとした恋愛を望むなら「気長な人」は必須項目
Tinderとは
Tinderのシステムをサクッと書いておきますね。
Tinderは出会い系のアプリで、サインインしたらまず自分が出会いたい相手についての情報を登録します。
「性別、年齢、距離」 私は使いだした頃、「男性、28-35、30km圏内」で設定していたと思います。
するとアプリ上に設定した条件に当てはまる人が出てきます。
男性の写真が現れて、気にいれば右にスワイプするか♡ボタンで「興味がある」もしくは左スワイプか✖ボタンで「興味なし」を選びます。プロフィールも見られたり、写真は複数枚あったりそれは人それぞれ載せている情報が違います。
1人スワイプすると次々違う男の人の写真が現れるのでスワイプしていきます。
男の人側も同じようにそれをしている訳なんですが、お互いが右スワイプをして、お互いに興味あり!の状態になると見事マッチ成立!
マッチすればアプリ上でメッセージのやり取りができるようになります。
以上がアプリの使い方の全てです。
そこからメッセージのやり取りをしたり、実際に会うようになるかはその人たち次第、基本的にはそれだけです。
私とTinderとの出会い
私がTinderを知ったのはオーストラリアのワーホリを始めてすぐ。
日本人の友達から「オージー(オーストラリア人)と出会いたかったらこれやってみたら?」みたいな感じで紹介されて始めました。
英語も話せずワーホリを始めて、語学学校に通っていると確かに外国人の友達はたくさんできました。
でも、オーストラリアにいるのにオーストラリア人には出会わないんですよね。
オーストラリア人どこ?みたいな。それで言われた通り始めてみた訳です。
そんなTinderで出会った最後の人が今の彼。
出会いの目的は人それぞれ
初めてから今のパートナーに出会うまでかれこれ3年程使っていた経験から言える事は目的は人それぞれだという事。
ワンナイトを探している人しかいない?そんな訳ありません。
「あわよくば」と思っている男性はそう思っている女性に比べると多いかもしれません。
でもそれってTinderに限った事でしょうか?
だからTinderやってる=軽いみたいなの腑に落ちないのです。
使う理由を明確にさえしていればそうそう簡単に変な人には引っかからないと思います。
それでも日本のTinder利用者は露骨にそういう人が多いとは聞きますが。
自分の目的をしっかり持ちましょう
この記事で1番言いたい事はこれ。
これが決まってないとフラフラ男についていく人増えるんじゃないでしょうか。
私がTinderを使い始めた時、そういうワンナイト目的な人が多いという評判は知っていました。
でもそれをそういう風に使うかどうかは自分次第じゃない?と思ったのです。自分がワンナイトの相手を探したいならそういう人に絞って会話を続ければいい訳ですし、そうでないのであればそういう人とはマッチしてもやり取りを早々と切り上げればいいのです。
切り上げ時はなかなか難しいので後でお話するとして、まず私は自分のTinderに求めるニーズを考えました。
私がTinderを始めた時の目的は、
・オーストラリア人(英語ネイティブの人)と出会いたい
・英語を使いたい
・英語のスラングを理解する
・保身術を身に着けておく
・あわよくば彼氏をつくる
ワーホリ当初の私の一番の目的は「英語力の向上」でした。英語力向上の為に出会い系アプリを使うなんて筋が違うかもしれませんが、英語の基礎もできていないくせにネイティブとの会話に憧れていたので、ネイティブの人に出会いたかったのです。
言語交換アプリもやりましたが、お互い勉強中という前提。向こうも私が流暢に英語を話せるわけではないと知っている前提なんですよね。そんな人にこちらも関西弁丸出しで話しますか?話さないですよね。できるだけローカルの同世代の人と話してみたかったのです。(余談ですが、言語交換アプリには露骨に日本人女子好きの男性がゴロゴロいましたのでそれもあってTinder=卑猥みたいなイメージはなくなりました。)
学校で習った事をマッチした相手に使ってみたり、最初は自己紹介をする事が多くなるので自分の自己紹介を磨いたり、ランダムに来る質問に答えたり。
会うところまで行くかどうかは相手との盛り上がり具合。話が全く盛り上がらない人もいましたし。そんな中で友達や彼氏ができたらいいなというくらい。
目的が彼氏探しの人だって、どういう相手と出会いたいのかしっかり考えれば誰彼構わずついていく事はないでしょう。
ターゲットを絞らずついていけば、そりゃ遊ばれるよね。って話。
とにかく自分がどういう相手とTinderで出会いたいのかを明確にしましょう。
向こうの目的は私の気にすることではない
自分の目的がはっきりしても、出てくる数枚の写真とプロフィールではどんな人かはわかりません。相手をコントロールはできませんから。
つまり、自分のニーズと合わない人ともマッチするわけです。
相手が求めるものは?、、、そんなもの私には関係ありませんよね。
Tinderはただ人がであうプラットフォームに過ぎないと思っています。「今晩の相手を探す人だけしか使えません」なんて文言は一切ないのですから。
結果的に数えきれないくらい多くの人とマッチしましたが、メッセージを一度もやり取りしなかった人も多くいます。メッセージをした中にも、メッセージ一件で終わった人、自然消滅した人、会った人、友達になった人、彼氏になった人、婚約した人さまざまでした。
そんな中には文字通り「今晩の相手」を探している人もいましたし、少し仲良くなってお互い気が合えば会おうっていう人もいたし、友達をさがしている人もいたし、真面目な交際を求めている人もいたし、なんなら今日の観光ガイドを探している人もいました。
自分の目的とマッチしない人とは長くやりとりしなければいいのです。
Tinderでひっかかった~!って言ってる人はTinderのせいにしているだけです。自分のせいですから。
相手の目的ではなく自分の目的に沿った人を選びましょう。もちろん猫かぶって近づいてきた人も何人か経験しましたが、、、それもTinderのせいではないと私は思っています。
その時自分に見る目がなかった。それだけ。(遠い目)
変な人は本当にいるの?
います。
なんならめちゃくちゃ多いです(笑)でもマッチした人のうち30%くらいかな?まぁ、30%くらいの人とはメッセージのやり取りもしないですし。40%の人と割とまともな話ができたらいいんじゃないかな?
どんな人か
・マッチした瞬間にメッセージしてくる飢えた人
・一発目から「エッチしたいの?」とか聞いてくる人
・Tinder以外のメッセージアプリに移行して、写真を送れと言ってくる人
とにかくガツガツしてる人です。
そんな人はマッチを解除するか、がっつりと英語学習の相手に使わさせていただきました。会う訳ない。
現実世界でも興味をもってもっとこの人と話したいなって思う人ってそう多くはないと思うので、Tinderにそんな高いパーセンテージを求めるのはやっぱり違うと思います。
でも40%の普通に会話ができる人とメッセージをやるだけでも相当長い時間英語に触れられます。
Tinderのメッセージのやりとりで学んだこと
変な人も含めて色んな人から色々学ばさせてもらいました。
私のニーズが英語力向上だったので主に英語の事ですが、友達や彼氏などもできればいいなと思っていたので人柄的な事も。
下ネタやスラングを学ぶ事は保身に繋がる!
Tinderはワンナイトの相手を探している人ばかりだ!というネガティブな意見が多いですが、それをポジティブに考えてみませんか?
同世代の男性が話す・使う言葉を知ることができますよね。そういう言葉は語学学校では習いません。
超英語初心者だった私がTinderを始めた頃、会話のスタートは「Hi」や「Hello」はわかっても、「Hi there」「What's up?」「How have you been?」「How are you doing?」全部わかりませんでした。
そう、何を言われているのか本当にわからなかったんです。
変な話、そんなあいさつがわからない私のような人を下心だけで手っ取り早く今晩の相手を探しているような人は待ってはくれません。
「それどう意味?」と返そうものなら返事は来なくなります(笑)
日本語にしてみると「こんにちは」って言われると日本語学習者はみんなわかるでしょうが、「やっほー元気?」「ひさしぶり~」「今何してるん?」「最近どうしてるん?」なんて言われるとわからない人が一気に増えるでしょう。そんな感じです。
あいさつでつまづく、何て返せばいいのかわからないなどなど。もちろん若者言葉みたいなものもたくさんあったり、略されていたり。
それに加えて、大人の表現の多い事を知ります。
やんわり誘っているものから、英語初心者の私でも知っている単語だけど実はダイレクトに誘っているものまで。
そういう言葉に出会うたびに思ったのです。「これ実際に会ってみて、言われたら本当の意味を分からずイエスって言ってしまうかもしれん」と。
「これは海外である程度男性から身を守るためには下ネタや性的な意味合いの言葉をある程度知っておいた方がいいのかもしれない」と思った訳です。
それを知ることによって、会うかの判断もできるし、Tinder以外例えばバーとかクラブとかでパッと出会った男性にそういう事を言われても「あれ?なんか聞いたことあるぞ」ってなりますし。
そこからは一言目からヤラシイ言葉をかけてきた男性にはすぐに英語の教材になってもらおうと何回か続くまでやり取りを続けますが、途中で来なくなります。相手も私とのやり取りがつまらなくなるから。
LINE持ってる男には注意
これは海外でTinderを使う時の自論なのですがLINEを持ってる男性には注意!
こっちが日本人だとわかるとすぐにLINEで話そうって言ってくるヤツ!
「日本人だから」選んでる人のまぁ多い事。日本人女子が良い意味で好みで選んでいる人と、「簡単にやらせてくれるから」と選んでいる人、たいてい二手に分かれます。
どっちもイヤ。だから会ってもいいけど慎重に。
※英語学習には手っ取り早いです。日本語を少し話せる人とかが多いので。
相手の年齢が上がるにつれて見極めが難しくなる
私の経験上、28歳までは露骨な表現や、とにかく手っ取り早く捕まえたい人が多く、英語が堪能でなくても文面から「体目的だな」というのがわかってしまう人が多いですが、28歳を超えると男性は急激に賢くなるのか?と思うくらい大人な対応に変わります。
そう、つまりわかりにくくなるのです。
まぁそうなってしまうと実際に会ってみてどういう出方をしてくるのか見るしかないので会ってみたらいいんじゃないでしょうか、お互い大人なのですし。「結局体目当てか」はよくある話。でも大人なので会って速攻襲い掛かってくるなんてことはないので、初めて会う時に最低限気を付ければ身の危険は軽減されます。
初めて会う時はTinderに限らず注意しましょう
これはTinderに限らずですが、初めて誰かと会う時は気を付けてくださいね。
友だちに出かける事は伝えておく
私は友だちに毎回報告していました。「今日会ってくるわ~」と。そして友だちからも連絡を受けていました。
相手が変な人じゃないと思って実際に会うところまで来た訳ですが、どんな人かわかりませんし。
念には念を。
会う時間・場所やシチュエーションは慎重に決める
理想はお昼の人通りが多い場所で軽くお茶でも。くらいが初めての時はいいかもしれません。
万が一何かあっても逃げられる土地勘のある場所にしておきましょう。私は幸い逃げないといけなかったことはありませんが。
こちらの話を聞いてくれない人にはついて行かない
お昼に会おうと言っても聞いてくれなかったり、どうしてもお酒を進めて来たり家に来てほしいと言って来たりする人もいますが、そこは初回はパスしましょう。
聞いてくれないなら会わなくていいです。友だちだとしても彼氏だとしてもそんな男とはうまくいきませんし。
英語力は気にしない、それも含めての相性をみる
私はずっとこれを気にしていましたが、やめました。
私の英語がわからない人に私のパートナーは務まらないし、そもそもわかろうとする気がないからわからないのです。
威圧的な人でこちらの話す気がなくなって会話にならなくなったり、逆に話そうと思える雰囲気の人だったり。相手の話すアクセントやスピードなんかでもわかるかわからないか、わからなくても聞き返せるかどうか。相手が別の言葉で言い換えるのが上手かどうか。
そんな些細なことも含めてすべてコミュニケーションであり、相性だと思って大丈夫です。
これはTinderに限った事ではないと思うけど。
実際に出会ってしまった後はきっかけがTinderかどうかってまだ関係あるの?
色々書いて来ましたが、Tinderってそんなに特別なのでしょうか。そしてそんなに悪いものなのでしょうか。
Tinderで出会ったのと、他の出会い系アプリで出会ったのってどう違うのでしょう?
Tinderで出会ったのと、合コンで出会ったのってどう違うのでしょう?
Tinderで出会ったのと、お見合いパーティーで出会ったのってどう違うのでしょう?
出逢ってしまえばどれも一緒なのではないかなと私は思っています。他の出会い系アプリは健全?やっていることは同じですよね?使ったことないからわからないけど。
体目的の人が多いのはTinderに限らずです。一番初めにお話した通り、自分のニーズさえしっかり持っていればどこでだろうが変な人に構っている時間は減ると思います。
Tinderのせいにせずに済むように賢く使いましょう。
今だから思う、きちんとした恋愛を望むなら「気長な人」は必須項目
最後に、国際恋愛をしていてこれは必須項目だなと思う事をひとつあげるとしたら「忍耐力」をあげておきたいと思います。
相手にも、自分にも。
言葉や文化の壁が少なからずあるでしょう。それを乗り越えていかなければなりません。彼氏が英語ネイティブだから勝手に英語が伸びる訳ではないのです。英語を話す環境には恵まれますが、伸びない方が現実です。
外国人の彼氏ができたら英語が伸びて、永住権も簡単に取れて、夢の海外生活!なんて人ももしかしたらいらっしゃるのかもしれませんがそれにかかる忍耐力はまぁまぁいりますよ。
Tinderであれなんであれきちんとした相手を選びたいと思うのであれば、文面でも実際にも急かすようなタイプの人やすぐにイライラする人は選ばないことです。
実際に私の周りにいる国際恋愛をしている友だちのお相手はまぁ気の長そうな人が多いです。もちろん私の彼も。
気長くなかったらほんまやってられん。っていう事が起こるので(笑)
彼との出会いの話は別で書いてみようかな。まぁまぁこれらをちゃんとクリアした人だったと思う。
Tinderの使い方の自論を長々話しましたが、くれぐれもみなさんがTinderで出会った人に傷つけられることが少しでも減りますように。