KIWI LIFE of MOANA

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ニュージーランドでマーケットに出店する方法

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ニュージーランドの生活で切っても切り離せないといっても過言ではないマーケット。旅行ガイドブックなどでも各地の有名なマーケットが紹介されているのをよく目にします。もちろん観光客向けだけではなく、地域の人に愛されている多種多様のマーケットがいたるところにあるので旅行で訪れた事がある人やワーホリや留学で一定期間同じ場所に住んで地域のマーケットに足を運んでいる人も多いと思います。

 

そんなニュージーランドの生活に根付いているマーケット。調べればたくさんのマーケット情報が出てきますが、出店してみたいな~なんて方はいらっしゃいませんかー?

 

ここでは私が実際に出店した経験から「マーケットに出店者する側」になる方法をお話します。

 

出店したいマーケットの種類や場所を決める

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まずは数あるマーケットの中からご自身が出店したい、もしくは出店できるマーケットを探さないといけません。

 

マーケット自体の立地条件とご自身の住んでいる場所との位置関係、売りたい商品、買ってほしい客層などによってマーケットを選んでいきましょう。あなたが売りたいものは何ですか?帰国前や季節の変わり目などに要らなくなったものを安く売りさばきたいならフリーマーケット系のマーケットが良いでしょうし、作ったお菓子やお料理を売りたかったらフードトラックがたくさん出る食べ物系のマーケット、手作り品を売るならクラフト系のマーケットなどマーケットにはそれぞれ特色があるのでその辺りをチェックしながら自分が出店してみたいマーケットをピックアップしてみてください。

 

実際にマーケットを巡って自分が好きなマーケットや合いそうなマーケットを探すのもよし、評判を聞いて決めるもよし。ひとつとは言わず複数目星をつけておくのもいいと思います。

 

 

目星をつけたマーケットのウェブサイトをチェックする

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目星を付けたら次はそのマーケットのウェブサイトを探してみましょう。

 

公式のウェブサイトがあるマーケットだとトップページはだいたいの場合、訪問者に向けて次の開催日や時間・場所といった情報やマーケットの雰囲気がわかる写真が載っています。

 

下の方やメニューに「Stall Holders」など出店者に関するページがあればチェックしてみてください。あまり多くのマーケットが詳細は載せていませんが、まれに出店料金や出店者が必要なものなどの情報も載っていることがあります。

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(Auckland Night Market ウェブサイトより)

 

もしも出店者への情報が載っていない場合は「Contact」をチェック。

 

大抵のサイトでお問い合わせフォームがついていたり、連絡先が載っているので連絡先がわかればオッケーです。

 

目星のマーケットの公式ページがない!

 

そんな時はFacebookをチェックしてみてください。ニュージーランドではまだまだFacebookが使われており、たくさんのお店や団体、コミュニティーなどが専用のFacebookページを開設しています。

 

Facebookのページを探してみてもしもあればそこから問い合わせれば大丈夫です。

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(Titirangi Market Facebookページより)
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(Titirangi Market Facebookページより)

 

オーガナイザーに連絡を入れてみる

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サイトやFacebookページから連絡先がわかればさっそく連絡を入れてみましょう。

 

初めての時は少しドキドキするかもしれませんが、大丈夫。

 

自分がいつどんなものを売りたいと思っているか・出店は可能かということを聞くと先方とのやり取りがスムーズに進みます。

 

オーガナイザーはこういうやりとりに慣れているので必要事項は簡潔に伝えてくれる印象ですが、出店が可能の返事をもらえたら、搬入の時間帯やルール・自分で用意するものや借りられるもの・出店料やその支払い方法などを確認しておきましょう。

 

もしも事前に、出店したいマーケットが事前の予約不要であることや、誰でもいつでも出店できるという事がわかっているマーケットであれば問い合わせの必要はありませんが、マーケットに初めて出店する方や、知り合いからもらった情報が古いのであればルールが変わっていることもあるので一通メッセージで確認しておくと「当日せっかく行ったのに出店できなかった」なんてことが防げると思いますので確認することをオススメします。

 

実際、オークランド近郊で有名なフリーマーケットであるタカプナマーケットや大きいファーマーズマーケットがあるアボンデールマーケットでは事前の確認なしにセカンドハンド品などの出店が今のところ可能のようです。

 

ちなみに、私が普段出店させてもらっていたマーケットはクラフト系のマーケットですが、公式ウェブサイトがなかったのでFacebookページからオーガナイザーに「ピアスを作っていてマーケットに参加したいのですが、どういう風に申し込めばいいですか?」とはじめにメッセージを送りました。

 

すると、「出店者のお問い合わせはこの連絡先にあなたの商品の写真と説明を一緒に送ってください。」とオーガナイザーのEmailアドレスが書かれた返信をもらったのですぐさま写真と説明をEmailに飛ばしました。

 

一応写真審査のようなものがあるということなのでしょうか。

 

おそらく、商品のクオリティや商品のカテゴリ(例えばアクセサリーばかりにならないように)やマーケット内の配置なども考慮されて出店させてもらえるかどうか決めているんじゃないかなぁと推測しています。

 

自作品をフリーマーケット系とクラフトマーケット系に出店してみて

まずフリーマーケット系の最大の良いところは手軽さ!先ほどもチラッと書いたのですがアボンデールマーケットとタカプナマーケットの情報になりますが、私が出店した時には事前予約などなしで参加できました。

 

メリット

  • 手軽さ。簡単に誰でも出店できるイメージ
  • 出店料も安い

ハンドメイド品の販売を気軽に始めてみるならこの気軽さはいい!

 

デメリットは、

  • 朝が早いところが多い
  • ハンドメイド品を買いに来ているお客さんは少ないかも
  • キャッシュアウト・テーブル等のレンタルサービスなどがない

朝が早いのがきつかったです、、、。だいたい5時~5時半頃にはマーケットに入って、セットアップをしてという感じ。お客さんが来る時間も早いですしマーケット自体が終わる時間も早いことが多いです。

 

そして、手作り品を売るのにフリーマーケットがあまり向かないと感じたのは、お客さんがそういうものを求めていない事が多いということです。

 

フリーマーケットに一緒に併設されているファーマーズマーケットで安い野菜を買いにきてついでに物品も見て回る人や、セカンドハンドで掘り出し物がないかを求めてくるお客さんが多いので、新しいもの・手作りで少し値が張る(といっても私が売っているものは高価なものではありませんが)と「高い」という印象を持たれることが多かったです。

 

手作りのピアス20ドルくらいで売っている横で、既製品のピアス5ドルで売られたらやっぱり高いと思われますよね、、、

 

ではクラフト系のマーケットはというと、

 

メリット

  • フリーマーケット系よりも遅めの時間帯のマーケットが多い
  • ハンドメイド品が好きなお客さんが多い
  • 物品貸し出しがあることも
  • キャッシュアウトのサービスあるところがいい

もちろん出店するマーケットによりますが、私が出店させてもらっていたティティランギマーケットは10時~2時の開催で出店者の現地入りは8時から。だいぶ朝もゆっくりできます。

 

私が出店させてもらっているマーケットは室内と屋外に分かれているのですが、室内の方はテーブルも椅子も借りられます。なので商品さえあれば出店はできる感じ。装飾品などは各自で準備です。

 

それから、割と大きなマーケットにはよくあるのがキャッシュアウトのサービス。キャッシュレスが進んでいるニュージーランドですのでマーケットでもEFTPOSでの支払いが可能なお店も多いのですが、まだ始めたばかりのお店だったり小さいところだとキャッシュのみ対応のお店もちらほらあります。私もそうなのですが、せっかく来てくださったお客さんが現金を持ち合わせていない事があって購入に至らなかったことも。そんな時にキャッシュアウトのサービスがあるマーケットだとそこでお客さんがキャッシュアウトして購入してくださることがあります。ですので、EFTPOSの機械を持っていない出店者の方はマーケットにそのサービスがあるのかどうかも確認しておくといいかもしれません。

 

そしてハンドメイド品を売るのにクラフトマーケットが良い理由はやっぱりハンドメイド品に理解があるお客さんが多いということ!!興味を持ってくれる人が多いのはモチベーションになりますよ。

 

 

デメリット

  • 出店料の高さ

これに尽きます。もちろんマーケットによって出店料が異なるので全てのクラフトマーケットが高い訳ではないと思うのですが、全く売れなかった時のことを考えるとどうしても出店料の上限は決めておく方がいいと思います。

もちろん出店料が高いマーケットは知名度があったり立地条件が良かったりするのでお客さんの量も多いです。なのでそこで売れるか売れないかは作品の良しあしにかかってくるのでしょうが、、、精進するしかないですね。

 

まとめ

今回は物販、特に需要が多そうなフリーマーケットと私が出店しているクラフト系のマーケットをイメージして書いていきましたが、きっと食品関係になるとアプライ方法や必要なものもきっと違ってくると思いますが、

 

①どこで出店したいかを決める

②マーケットのウェブサイトなどでコンタクト先を確認

③オーガナイザーに連絡を取る!

は、きっと同じように進むと思うので参考にしていただければ幸いです。

 

オークランドでもちらほらローカルマーケットに出店されている日本人の方もいらっしゃるのでそんな情報もまとめていけたらいいな~なんて思っています。

 

それでは。