ニュージーランドに滞在するのに必要なビザ。パートナーと一緒に居るためにビザが必要な人も多いと思います。
俗に「パートナービザ」と呼ばれているビザ、ブログを検索してみるとたくさんの人の体験談が出てきます。私も書いていますし、自分が申請する時は色々な人のブログを読ませてもらいました。
しかし実はニュージーランドにはパートナービザという名前のビザは存在しないとご存知でしょうか。
イメージしやすい為、一般的にこう呼ばれていますが、このおかげで自分が調べている時にとても混乱したのです。
日本語で調べたら「パートナービザ」って出てくるけど、イミグレのサイトにはそんなものなかったから。パートナービザって何?と思ったのです。
今回はこれからいわゆる「パートナービザ」を申請しようと思っている人にまずは知っておいていただきたいパートナーにサポートしてもらって取れるビザの種類と言葉の曖昧さについて解説します。
これを知るだけで、ニュージーランド滞在への可能性が広がる人や、確実に欲しい情報にたどり着くことができる人が増えると思うことを書いていきます。
※ニュージーランドではビザのアドバイスは弁護士や政府公認のビザアドバイザーしかできないことになっています。これから私が書くのはあくまでもイミグレーションのサイトに載っていることをまとめた一般的な情報です。個々のケースへの質問等にはお答えできませんのでご了承ください。
- パートナービザとはなんたるや
- ≪重要≫パートナーって何?ニュージーランド人でなくてもサポートできる?あなたのパートナーはサポーターになれるのか
- ニュージーランドのパートナービザは大きく分けて3種類
- 自分にはどのビザが必要なのか明確にしてから情報を取りに行こう!
パートナービザとはなんたるや
パートナービザなんてものはないならば、様々な場面でパートナービザと呼ばれている時、一体何の事を指しているのでしょうか。
ニュージーランドに滞在するためには何かしらのビザが必要ですよね。恋愛関係にあるパートナーがサポーターとなってビザの申請をするものを「パートナービザ」と総称して呼んでいるようです。
「え、そうでしょ?それがパートナービザじゃん」と思った方もいらっしゃるかもしれません。そういう意味ではパートナービザは正しいのですが、お伝えした通り「パートナービザ」というものは存在しません。
ニュージーランドにはパートナーがサポートしてくれて申請できるビザが大きく分けて3つあります。そしてそれらは全て条件が異なるのです。
みなさん、「パートナービザのどれを申請したいの?」と聞かれた時にきちんとこたえられますか?
答えられる人にはこの記事は役立たないと思います。答えられなかった人はぜひとも続きをご覧ください。
≪重要≫パートナーって何?ニュージーランド人でなくてもサポートできる?あなたのパートナーはサポーターになれるのか
今から説明する、パートナービザ。申請するのには根本的に「パートナー」の存在が必要なんですが、パートナーって誰なのか。
ニュージーランドのビザにおいてパートナーとは、
・結婚していても・していなくてもOK
・異性でも・同性でもOK
とにかく『真摯にお付き合いをしている相手』と言う事。
そういうお相手がいて、その方のサポートのうえでビザを発給してもらえるんですね。
☆真摯、真面目に付き合っているかなんてどうわかるんだ、というところできっとみなさん迷う事になるのですが、ここではそこは触れません。イミグレーションが望む「真面目な交際」の条件を満たせるかどうかはまた複雑なのでここではどういう種類のビザがあるかということだけお伝えします。
交際相手がサポーターになれるかどうかはイミグレーションが決めている条件に該当している必要があり、誰もがサポーターになれるわけではありません。
まずはあなたのパートナーが、サポーターになれる資格があるかどうかが重要!なんです。
どういう人がサポーターになれるのか。それはニュージーランドに滞在できるビザを持っている事。そしてそのビザの種類も限定されています。
サポーターになれるのは大きく分けて5カテゴリのビザ保持者
・ニュージーランド人もしくは永住権保持者
・スチューデントビザ保持者
・ワークビザ保持者
・NZの奨学金学生
・軍関係者のビザ保持者
これらのビザを持っている人が全員サポーターになれるわけではないので、詳細はイミグレーションのサイトをご覧ください。
上記にあなたのパートナーが当てはまればサポートしてもらえる可能性があるという事なので、ニュージーランドで一緒に滞在したいのであればさらに検索する価値がある、という事。
つまりニュージーランド人以外でもパートナービザのサポーターにはなれる可能性がありますよ。
ニュージーランドのパートナービザは大きく分けて3種類
ではここからが一番「パートナービザ」を混乱させる部分です。
先ほどお話したイミグレーションが決めた「パートナー」の条件にあなたのパートナーが該当した!そんな人はぜひ読み進めてください。
パートナービザは3種類あるとお伝えしましたが、ではどんな種類があるのか。
①ビジタービザ
まずはビジタービザ。正式名称は「Partner of a ○○○ Visitor Visa」です。
この「○○○」には前に書いたパートナーのカテゴリが入ります。
パートナーと一緒に居るために取るビザですが、ビジタービザがあるんです。
たぶんこれ知らない人も多いんじゃないかな。
ビジタービザの分けられ方はこちら⇩
・Partner of a New Zealander Visitor Visa
・Partner of a Student Visitor Visa
・Partner of a Worker Visitor Visa
・Partner of Military Visitor Visa
ビジタービザのサポーターになれる人は、ニュージーランド人もしくは永住権保持者、スチューデント、ワーカー、軍関係者と言う事です。
どんな人がどんなタイミングで申請できるかどうかや発給される期間などの条件はそれぞれ違いますが、ビジタービザの共通条件は、
・働けない
・3カ月まで学校に通うことができる
・観光できる こと。
一緒に居てもいいけど、働いちゃだめだよっていうビザです。
②ワークビザ
続いて「ワークビザ」。正式名称は「Partner of a ○○○ Work Visa」です。
色んな人のブログを見ると、このワークビザの情報が一番多い!!
それは多くの人が初めてパートナービザを申請したいなと思った時に申請するのがこのワークビザだからなんですよね。そして初めてだからみんな混乱して苦労して申請するわけです。私も結構苦労しました。
大変だったから次の人に情報を共有してあげたい!と思ってみなさん書いていると思うんですが、申請した人は当然としてわかっているビザの種類はこれだよ!という当たり前の情報を書き漏れちゃうんですよね。
だから「ワーク」って書いていないものがたくさんありました。
今から申請したくて情報を集め始めた人と書き手の間にギャップがここにあるんです。
そしてここまで書いてきたのでお分かりかと思うんですが、ワークビザと言っても申請できるかどうか、発給されるビザの期間などの状態はお相手のビザに左右されます。
ただ共通しているのはニュージーランドで働いてもいいよ、ということです。
ワークビザの分けられ方⇩
・Partner of a New Zealander Work Visa
・Partner of a Student Work Visa
・Partner of a Worker Work Visa
・Partner of a NZ Shcolarship Student Work Visa
・Partner of Military Work Visa
おそらくパートナービザを申請したい人の多くが「ニュージーランド人もしくはニュージーランドに永住している人」か「ニュージーランドでワークビザを取って働いている人」をパートナーに持つ事が多いのでこのワークビザの情報が多いんだと思います。
パートナーがニュージーランド人でもそうじゃなくてもこのワークビザは申請できるという事。
③居住権⇒永住権
そして最後がレジデントビザ。このカテゴリのパートナービザは1つだけ。Partner of a New Zealander Resident Visaです。
このビザが発給されるとずっとニュージーランドに住んでいいよという事。(条件付き)
もうここまで来た人はおそらくイミグレのウェブサイトを今まで何度も見てきた人でしょうし大丈夫と思うのですが、このPartner of a New Zealander Resident Visaで気を付けないといけないのは「永住権」という日本語に惑わされることが多いことです。
レジデント(Resident)って、居住という意味なんですよね。つまりレジデントビザって直訳すると居住権です。でも一般的に良く使われるのが「永住権」という言葉なんです。
Partner of a New Zealander Resident Visaはパートナービザの中でビザの取得に一番費用も審査期間もかかるので、今までお話してきたどのパートナービザよりも難しいと言われているそうですが、これは実は「永住権」ではありません。
Partner of a New Zealander Resident Visaの先にPermanent Resident Visaがあって、そのパーマネントレジデントビザが「永住権」なのです。
ここも言葉の少しの違いで大違いなので注意してくださいね~
自分にはどのビザが必要なのか明確にしてから情報を取りに行こう!
色々お話してきましたが、皆さんはご自身とパートナーさんの今後の可能性としてどのビザでニュージーランドに滞在できそうかわかっていただけでしょうか。
私が「パートナービザ」というものがあると知った時、「ニュージーランド パートナービザ」で検索してたくさんの人の体験談を読ませてもらいました。
でもずっと何か引っかかっていることがあって色々調べているうちにわかったんです。
みんなそれぞれ状況が違うのに一概に「パートナービザ」という言葉を使っているんだ、と。もちろんそれが間違いという訳ではなくわかりやすくなるように使っているのですが、どうしても人は勝手な生き物なので「このブログを書いた人も自分と一緒」と思ってしまいます。
同じパートナービザでも、お相手がどういう状態でニュージーランドに滞在している人なのか、そして自分が欲しいビザはビジターなのかワークなのかレジデントなのかで調べてくることが変わってきます。もちろん申請できるかどうかもですし、揃える書類も変わってきます。
私の周りにある例としては、
私はニュージーランド人の彼のサポートで取ったワークビザ、友だちは日本人の旦那さんが自身のワークビザを持っていて、その旦那さんのサポートで取ったワークビザを持っています。
つまり、私はPartner of a New Zealander Work Visaを持っています。
そして友達はPartner of a Worker Work Visaです。
この2人が体験談を書いて、みなさんがたどり着いたとしましょう。この2つには当然違う情報が載ることになりますよね?それは違うプロセスをたどるからです。
正式名称も発給期間も他の条件も違うのにどちらも個人のブログの中では「パートナービザ」と呼ばれていることがあります。
ですので、まずは自分がどのビザを申請できる可能性があって、どのビザをどんなパートナーのサポートを受けて申請しようとしているのか明確にしてくださいね。
その上で似た状況の人の情報を「参考に」させてもらいましょう。あくまでも参考にするのが吉。同じビザでも誰一人として同じケースはないからです。
これを前提にで調べるだけでぐんっと混乱が減り、的確な情報を手に入れる事ができます。
私は混乱した経験があったので、友達と話すときには「パートナービジター」「パートナーワーク」「パートナーレジデント」ということばでビザのカテゴリの違いを明確にするようにしています。
ビザの問題は、今後の生活を左右することもあるので勘違いをできるだけ減らして正確な情報を得ていくのが大切です。みなさんのビザ申請が少しでもスムーズに行きますように。
私も今一番の難関に立ち向かっています。一緒に頑張りましょう♪
それでは。