ただ今、私が30歳目前でなぜワーホリに行くことになったのかのお話をお届け中!
今日はその第2章です。
私の人生が目まぐるしく変わったのは2013年、28歳になる年。
すべてがこの時を待っていたかのように本当に色んな事が起こりました。
今お話ししているのはたった1年とちょっとの間の話。
前回は
・それまでの私
・転機1:弟の結婚
・転機2:父娘
をお話しました。
↓第1章はこちらから☆
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第2章
転機3:転職
28歳になる年の春には5年間勤めた職場を離れ、ヘッドハンティングされたところへ転職。
古くからある法人の新しくできた事業所に入りました。
立ち上がったばかりの事業所でサービスも手探り。しかも前職よりも重度の知的障害と身体障害の重複がある方が多く、初めての経験ばかりで同じ業界で同じ職種なのに現場はこんなに違うのか、と新しい感覚の日々でした。
その法人がやっていなかったことを自らプレゼンし、自分の仕事として確立し、やらせてもらえることもありました。
場所が変わり人も変わり、良いも悪いもあったけど、前職でモヤモヤしていた 先輩が多すぎて頭打ちにあっていたこと を思うと環境を変えて良かったと思います。
結局この後2年足らずで辞める事になるんですが、この転職をした事で
さらにキャリアアップもできた。←自信と資格を手に入れる。
私が働きたいのは障害者福祉の分野。
介護・福祉業界はいつでも人手不足だと言われている業界です。
職種を選ばなければ福祉業界に居たければ一生喰いっぱぐれる事はないだろうとも思っています。
でも自分がやりたい事を選んで生きていける自分にはなっていたいですが。
それから、
「人生は変わって行く。働くところも変わってもいい」
そう思いました。そして、
「人生は変わるからこそ、楽しいのだ。」
と。
その時には福祉1本で来た自分がまさか海外でお寿司を巻くことになるとは思ってなかったけどね。
転機4:1人暮らし
それまで実家でずっと甘えていた私ですが、職場が家から遠くなったことや、弟が結婚して奥さんや子供を連れて帰ってくるのに私が居たら邪魔かなとか、一生独りで生きていくにしてももっとしっかりしないとな(←重い)などの思いから、思い立って
1人暮らし決行!
それまで家事の1つもやらずに来たし、かといって家に居たら母がいるうちはやらないだろう事も分かっていたので、仕事同様、プライベートでも環境を変えた。
それまであまり1人暮らしをしてみたいと思ったことがなかったので、これもここが私のタイミングでした。
その結果、知ったのは
両親は偉大だ。
ということ。
ありきたりな気づきで28歳になるまで気づけなかった私は遅すぎたのかもしれませんが。
母がやってくれていた事への感謝と父が働いてくれていた事への感謝がやっと芽生えました。どれだけ不自由なく暮らさせてもらっていたのか。
それと、両親はいつも私がやりたいと言う事にいつもきちんと向き合って応援していてくれている事を再確認できました。
ここでも結局感じたのは親への感謝。
それから、徐々に考えが変わって行って、「きっと両親は結婚して欲しいと思ってると思う、けどそれは縁もある。だから結婚していないから不幸せと思われないように、楽しく生きよう」と。
あと、必要にせまられると自分はどんな状況になってもなんとかするっていうこともわかった。←これは大きい収穫
なんとかなる、という自然に任せるようなニュアンスではなく、なんとかするという自分主体の自信。
掃除も洗濯も最低限かもしれないし、料理も人にはふるまえないが自分で食べる分にはOK。風邪を引いて薬なしで寝込む経験もした。あの時は孤独しか感じなかったけど。
とにかく。
うん、生きていけそうだ、と思えた事。
レベルアップ。
それは動いてみたからこそ見えた新しい世界だった。