KIWI LIFE of MOANA

世界の果てニュージーランドからKIWIとの国際恋愛や日常生活、それからニュージーの福祉/教育を発信!ワーホリ・ギリホリの人を応援したい情報ブログ。

【ワーホリ準備中の人 必見!】専門分野で働きたい人が日本から持っていくと良いもの

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いろんな形があるワーキングホリデー。

 

ワーホリの情報収集を始めたばかりの人

着々と準備を進めている人

情報収集はあまりしない人 などなど

 

準備の仕方も人それぞれ。

 

私自身は「とにかく海外に行く事」「新しい経験をする事」がワーホリの主な理由だったので、あまり準備らしい準備はしていきませんでした。

 

特に仕事に関しては全て現地に行ってから。

 

それももちろんOKですし、何とかなった。

 

でももし、5年前の私がこの記事に出会っていたら少し違ったワーホリ生活になったかもしれないな、と思うことを記しておきます。

 

 

 

 

 

できるだけ遠回りしないように

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始めから長期滞在や移住を視野に入れている人には当たり前になる情報かもしれません。

 

この記事のターゲットは、

・ワーホリの就職って最低賃金しかもらえないのかな?

・ワーホリでどんな仕事に就けるかわからない。

・日本で社会人の経験があり、その経験を活かした仕事ってできるのかな?

・英語には自信がないけど専門分野でボランティアできないかな? など

まだ明確にワーホリの就職のターゲットを絞った訳ではないけれど、できることなら働きたい自分のフィールドがある人に向けて書いていきます。

 

ワーホリは1年の限定VISAです。(例外あり)

 

1年って本当に短い!

 

ワーホリ中は慣れない土地・言葉や習慣と新しい出来事に順応しようと奮闘しているうちにあっという間に時間がすぎて行きます。

 

もしもやりたいな、と思うことがあるなら最低限の準備はしておいて損はありませんよ。

 

では、何を持っていけば就職活動やボランティア活動の役に立つ “かもしれない” のでしょうか。

 

 

英文の大学卒業証明書、成績証明書

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まずは学歴の証明。

 

卒業証明書と成績証明書。

 

私はつい最近、この両方を取得しました。取得といっても難しくはありません。

 

卒業した大学に書類を出してもらう手続きを行うだけ。

 

おそらく多くの大学がこのサービスを行っていると思うので、大学のHP等を確認してみてください。

 

私の大学では英文の卒業証明も、英文の成績証明も各100円でやってくれました!

 

200円で役立つなら請求しない手はありませんよね?

 

実は私、取得したこの2つを就職に使うことはできませんでした。

 

それなのになぜここに書いているのか。

 

200円の価値はあったからです。

 

私が卒業したのは「社会学部、社会福祉学科」。

取った授業の一例を言うと、「障害者福祉論」「社会福祉 現場実習 Ⅰ」「医学一般」などなど。

 

これ、全部英語ですらっと訳せる方はいらっしゃいますか?

 

もし訳せたなら、絶対取得しましょう!英語に問題がないあなたはネイティブと同じ土俵で就職活動ができるでしょうから証明書があなたの就職活動をよりスムーズにしてくれるでしょう。

 

訳せなかった人、証明書に全部書いてくれているので大丈夫です。新しい語彙として獲得しましょう!

 

専門分野で働きたい場合、日常英語とは異なる語彙が必要になってくるので、1つでも出会えたらラッキーかな、と私は思います。

 

ちなみに私の学位は 「Bachelor of Arts in Social Welfare」ですって!日本の履歴書だったら「社会福祉学科 卒業」なので直訳してもバチェラーなんてでてきませんよね。

 

日本の学歴システムと世間一般の認識が若干異なるからでしょうか、あまり学位を取った!という認識がわたしにはありませんでした。

 

なので日本と同じように「大卒です」みたいなことを言っていたんですが、NZやAUSの人からしたら「だから学位は何持ってるの?」と聞かれ訳が分からなくなり、何年通ったとか無駄な会話をする羽目になったり、日本と海外の学校システムの違いに混乱する羽目になります。

 

海外の事情はわからなくとも、日本でも大学を卒業したら学士、大学院では修士や博士が得られ、学士だとBachelor(バチェラー)、修士はMaster's Degree(マスター)、博士はDoctor’s Degree(ドクター)や省略形でPhDとあらわされます。

 

もちろんCVにも書けるので、単に「大卒」と書くよりもどの程度の教育を受けたのか一発でわかってもらえやすいです。

 

 

リファレンスレター

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それから、リファレンスレター。

 

これは日本にはあまり馴染みのないものなので初めて目にする人も多いかもしれません。

 

推薦書、です。

 

私は一番長く働いた施設の施設長と、前職のチームリーダー(サービス管理責任者)に書いてもらいました。

 

リファレンスレターには働いていた期間や私の働きっぷりや人柄などが記載されています。(します。)

 

本来であれば、上司に英語で書いてもらいサインをもらうもの。

 

ただ、そんな手間をかける事はできない。。。

 

なので私はお2人に連絡し、状況を説明。

 

書いてもらいたい内容を伝え、日本語で書いてもらいました。(快く引き受けてもらえて良かった。)

 

そしてそれを自分で英訳し、サインをもらいました。

 

正当かと聞かれると違うかもしれませんが、これが私の給料交渉には役立ちました。

 

経験が認められたんです。(推薦書と別の努力も必要でしたがそれはまた別で)

 

ニュージーランドの就職活動では推薦人がいるのが前提という所もあります。

 

基本的にはNZ内の人が推薦人になってくれるのがもちろんいいのですが、日本でしか経験がないのですから仕方がありません。

 

そして、日本からの推薦状だろうが「ないよりはいい」と思います。

 

 

 

以上、私が5年前に知っていればよかったかな、と思う準備情報でした。

みなさんのワーホリの選択肢が少しでも広がりますように。

 

 

【ニュージーランドお仕事体験談】 Vol.3 特別支援学校でTA(ティーチャーエイド)

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ワーホリお仕事体験談のVol.3 (2019.9 更新☆)

 

私のニュージー3つ目のお仕事はちょっと変化球。

 

ワーホリをしていた頃と、一年程のブランクを経て現在またそこで働いているので、フレッシュな情報をお届けします。

 

 

結論から言うと、私、今仕事楽しんでやっています!

 

オーストラリアワーホリから数えると海外でのお仕事も5つ目!

 

1番楽しい!

 

やっぱり楽しいがいいですよね。

 

 

今回の舞台は特別支援学校。

 

馴染みのない人も多いと思いますが、良かったら読んでいってください♪

 

※まだNZの制度等わからないことだらけです。詳細間違っていたらすみません、あくまでも今私がしている事・見ている事と思っていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

特別支援学校とは?

障害や病気などの理由の為に、通常学校に行く事が難しい子供たちが通う学校。

 

日本では以前、養護学校と呼ばれていたもので、今では特別支援学校という名称になっています。

 

 

NZではスペシャル ニーズ  スクール special needs school という名称。

 

生徒の年齢は、5歳~21歳。

 

 

私が働いている学校は基幹学校のようなところでBase(ベース)と呼ばれ、同じ組織内で地域の学校の中にもsatellite(サテライト)クラスがいくつかあります。

 

 

この学校に通う生徒は、全員何かしらの障害を抱えています。

 

身体障害、知的障害、発達障害など。

 

そしてBaseに在籍しているほとんどの生徒が重度の障害があり、支援の必要度の高い子どもたちです。

 

 

 

どんな仕事をしているのか

学校の中にはかなり多くの職種があります。

 

その中で私のポジションはTeacher Aid(ティーチャーエイド)。

 

日本語で言うと補助教員かな?と思います。

 

 

 

仕事内容はおおまかに言うと、担任の先生の指示のもと、生徒たちと一緒に活動をすること。

 

 

今は1つのクラスに在籍しているので、毎日同じ子どもたち、同じ先生と補助教員とで過ごしています。

 

以前は雇用形態が違ったので、日によって行く学校・クラスが違いました。

 

その都度そこの先生から指示を受けて子どもたちと過ごします。

 

 

一日の流れ↓

・朝の会

・ウォーキング

・個別のTEECHプログラム

・モーニングティー

・曜日ごとに異なるアクティビティ

・ランチ

・自由時間

・下校

 

スケジュールは担任の先生によって全く違いますが、だいたいの一日の流れが決まっていて、それをスムーズに遂行できるようにお手伝い。

 

もっと細かくやっていることは、 

・声かけ、動機づけ

・スケジュールの確認、提示、説明など

・安全確保、環境整備

・食事の準備(ランチを温めたり)

・トイレ介助(オムツ交換有)着替え などなど

 

 

 配属されるクラスによって、また子どもたちのニーズに合わせてやることが変わります。

 

 

どうしてその仕事を選んだのか 

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私のバックグラウンドとして、日本の大学で障害者福祉を専攻し、社会福祉士を取得。

 

社会人になってからは、約7,8年大人の知的障害者施設で勤務し、その間に介護福祉士を取得。

 

とても好きな仕事でした。

 

 

それゆえ、ワーホリを始める時に、

・海外の福祉事情を知りたい

・どんな形でもいいから福祉に携わりたい

・できれば障害者福祉!

と思っていました。

 

 

ですが、オーストラリアでは何もできずに1年終わってしまったんです。

 

なのでニュージーでは絶対携わるぞ!と心に決めていました。

 

 

一番の理想は、日本でやっていた知的障害や発達障害のある大人の方への生活支援か、就労支援もしてみたいと思っていますが、そこはまだニュージー初心者の私。

 

 

ニュージーの福祉サービスについてなんの知識もなかったんです。(今もまだまだ情報収集中)

 

 

日本と同じようなサービスがあるのか、それとももっと違ったサービスがあるのか、何もわからなかったので、とにかく福祉関係の仕事に就き、自分のしたい事への情報収集をしたいと思っていました。

 

 

 そんな時に紹介してもらったのがこの支援学校での仕事。

 

 

大人の人相手の仕事ではないけれど、障害児への教育・支援。

 

教育現場の経験はゼロですが、知識も経験も活かせそう!と思って飛びつきました。

 

 

就活活動体験はこちら↓

moananokiwilife.hatenablog.com

 

 

 

 

 

採用までの流れと雇用条件

 

採用まで

 一番初めに紹介してもらった時は、知り合い(パートナーの母)が働いていた特別支援学校の直接校長先生に連絡を入れてくれて、面接をしてもらえることに。

 

簡単な話をしてすぐに契約。

 

紹介だからなのか、固定のポジションじゃなかったからなのかはわかりませんが、めちゃくちゃ簡単な面接でした。

 

 

※私の経験は紹介という形でしたが、自力で探す人はTrade Meや学校のホームページで採用情報を出しているところがあるのでチェックしてみてください!

 

 

雇用形態

最初の雇用形態はリリービング(Relieving)。

 

 「代わりの」という意味で、正規の補助教員が有給や病欠などで休む日に代わりにクラスに入る、欠員を補填する人の事です。

 

 不定期な仕事であまり仕事にはならないかなと思っていましたが、組織内には数ヶ所の学校があり、30・40人の正規の補助教員が働いているので、大抵どこかで欠員があるんですよね。

 

 週に半分以上は前の日か当日の朝に連絡が来て、仕事がある感じでした。

 

 今は固定のティーチャーエイドのポジションをゲットしたので、学校のある日は毎日同じ学校の同じクラスで働いています。

 

 

 

雇用条件

お給料は最低賃金が15.75ドルの時に16.50ドル。最低賃金が16.50ドルになって17.66ドルになり、今最低賃金が17.70ドルになってなぜか17.70ドルの私のお給料。。。

(残念ながらニュージーランドでも福祉業界はお給料が低い様子。ただいま給料交渉奮闘中なので、動きがあればお伝えします!)

 

お給料日は2週間に1回!ラッキーな月なんて1か月に3回お給料日があります!

 

契約時間は、1日5時間×週5日で25時間。今は8:30~14:00。

 

・休憩は20分の有給の休憩(モーニングティー)と無給の30分のランチ休憩が確保されています。

 

 

勤務時間や休憩時間は子どもたちの様子や、予定によって若干左右される事もありますが、残業なんてとっても稀!

 

日本での施設勤務の時は給食を利用者と一緒に食べるスタイルで休憩らしい休憩を取った事がないので、そこは日本と大きく違うなと感じます。

 

終了もほぼほぼオンタイム!

 

 

オークランドの学校なので、Ministry of Education、日本で言う文部科学省の管轄下にあります。

 

そういうことでお給料日や休みの手続き関係はとてもきっちりしていると思います。

  

 

 

 

同僚と生徒はどんな人?

 

同僚

今の学校の中には3つクラスがあり、それぞれに担任の先生と補助スタッフ数名という構成。

 

私が働いているクラスは担任の先生1人と私を含め4人の補助スタッフの計5人がメインメンバー。

 

 

担任の先生が休む時には代わりの先生が、補助スタッフが休む時には代わりの補助スタッフがリリーバーとして入ります。

 

 

他にクラスに出入りするスタッフとしては、

・理学療法士(PT)

・作業療法士(OT)

・スピーチランゲージセラピスト(言語聴覚士と一緒かな?!)(ST)

・ドラマセラピスト 

などの専門職スタッフ

 

 

それから、事務スタッフが3名とマネジメントチーム(校長先生などのお偉いさん方)が何人か同じ学校の中で働いています。

 

 

ニュージーランド人、南アフリカ人、イギリス人、フィジー人、インド人など出身地は本当にバラバラ。

 

私のチームも、担任の先生はイギリス人、4人のティーチャーエイドはニュージーランド人×3人と私、日本人です。

 

(余談:英語ネイティブの中なので、割と私の低い英語力でもわかってもらえるし、ネイティブの英語なのでわかりやすいですが、前に居たクラスではインド人のおばちゃんとチームでとても苦戦しました。)

 

 

 

生徒

今のクラスには5人の生徒。9歳〜15歳。

 

知的に重度の子が半分で、ほぼ全員が自閉傾向。そして全員問題行動(Challenging behaviors)がとても激しい子達です。

 

今の学校全体で一番大変と言われているクラス。。。

 

 みんなの調子が悪い日にはかなりメンタル的にもフィジカル的にも厳しいですが、落ち着いている時にはみんな愛嬌があり、一緒に活動を楽しんでいます。

 

同僚も国際色豊かですが、もちろん子供たちも。

 

今のクラスは、白人系ニュージーランド人・サモア人・インド人。

 

隣のクラスには中国人・日本人・マオリやトンガの子もいます。

 

 

 

この仕事のメリット・デメリット

 

メリット

・自分のしたい仕事ができる

・日本で得た知識や経験が活かせる

・英語環境

・wi-fi完備

・定時終わり(14:00に終わるのでお昼からが長いです)

・休みを取りやすい環境が整っている

 

 

 

デメリット

・専門用語が多いので英語がわからないハンデをすごく感じる。

日本語でも、仕事の書類なんかには普段の会話では使わないような言葉や熟語使いますよね、それと同じです。

・時間数が短い

・割と危険。 蹴られたり、ひっかかれたりは割と日常茶飯事

 

 

 

総論

私の場合、やりたい仕事が福祉関係で特に障害関係の仕事がしたかったのでこの仕事にたどり着きましたが、自分の専門分野で働くという事はとても生活を充実させてくれていると痛感しています。

 

ジャパレスやカフェの仕事は、自分の経験値を上げてくれましたし、ワーホリや留学においてとても貴重な時間だと思います。

 

 英語を使って接客したい、外国人同僚と働きたいなど、自分なりに目標を設定してそれらの仕事にも向き合ってきましたが、やっぱりどこか一時的な仕事だからと思う自分がいたんです。

 

仕事としてやりたいかと聞かれると、そうではないと。

 

ワーホリ時代に今のこの学校で働いていた時も、期限があり一時的な仕事だった事には変わりないんですが、やっぱり自分の姿勢が違う事に気づいたんです。

 

 

自分のやりたい仕事をする事は自分の人生を生きる中でとっても大切。

 

 

もちろん、ニュージーの障害者への制度や支援の方法なんかはまだまだ勉強不足ですし、英語もまだまだ。

 

 

そのせいで他のスタッフと支援方法について流暢に議論できるほどではありません。

 

自分の支援方法を伝えたくても伝えられないもどかしさは毎日あります。

 

 それでもやっていけるのはやっぱり好きな仕事だから。

 

 だからもし皆さんが働きたい仕事があるなら、挑戦してみてください!

 

 挑戦する事はタダ!

 

 ジャパレス・カフェジョブなどワーホリあるあるな仕事がダメ!という訳では決してありません。

 

 もしワーホリしてなかったら私の人生は飲食店の経験なしで終わっていたかもしれないし、それはそれで楽しかったりもしたので。

 

 ただ、やりたい事がある人は物怖じせず挑戦した方がいいよ!っていうお話しでした。

 

 

≪ニュージーランドワーホリ≫ 仕事を探す前に知っておくべき事と探し方と私の体験談

ニュージーランド ワーホリ出発前、ほとんどの人が仕事のあてがない状態で来るので、おそらく就職活の不安を多くの人が抱えていると思います。

 

 

私もありました。

 

 

異国だし、英語は流暢じゃないし。。。

 

 

でも働かないと生活が。。。

 

 

とにかく不安でした。

 

 

私がニュージーワーホリを始める時にはオーストラリアワーホリの経験があったので、初めての時よりは不安も大きくなかったんです。

 

 

なんとなく知るだけでもきっと気持ちは違う!

 

 

なので、私がどうやって就活をしたのか体験談です。

 

少しでも見通しが立ったり想像のお手伝いになれば幸いです。

 

失敗談も込みで全てお話します。

 

 

さて、ニュージーランド でのお仕事探しの話。

※大前提でニュージーランドで仕事をするには、仕事をしても良い条件のビザが必要です!

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雇用について

まず、ニュージーランドでの雇用形態と雇用時の注意点をサクッとご説明します。

 

 

雇用形態は日本と違う?

ニュージーランドでは正社員やアルバイトといった日本にある雇用形態はありません。

 

大きく分けて

●フルタイムジョブ(週35時間以上の勤務)

●パートタイムジョブ(週35時間未満の勤務)

●カジュアルジョブ(不定期の仕事)

があります。

 

日本で正社員で働いていた頃のように一日8時間程度の仕事が見つかれば、フルタイムワーカー、時間が少なければパートタイムワーカーになります。

 

日本では正社員になると他の雇用形態の人よりも条件が良くなることが多いですが、フルタイムとパートタイム間の休日取得等の差はないです。

 

パートタイムであっても、一定期間働けば、有給休暇も同じようにもらえます。

 

 

 

仕事を探す/決める時にこれだけは最低限注意しよう!

お給料は銀行振り込みをしてもらわないといけません!現金手渡しは違法です!!

 

最低賃金以上を支払ってもらわないといけません!最低賃金未満は違法です!!

 

したがって、上記を提示してくる雇用主は他にも色々な面で違法をしている可能性があるので、気をつけてくださいね!

 

外国人だからと足元見られる可能性もなくはないので、自分の身は自分で守りましょう。

 

 

 就活の流れ

 ニュージーランドの就活はCVという日本でいう履歴書のような書類を作るところから始まります。

 

これが今までやったことがないと、なかなか苦戦します。

 

書き方はおそらく他の方が詳しく書いてくださっていると思うのでここでは割愛。

 

みなさん頑張ってまずはCVを作りましょう!

 

CVの作成/仕事探し

  ↓

  応募

  ↓

  面接/(トライアル)

  ↓

 契約/採用

 

という流れはほぼ日本と同じです。

 

 

どうやって探すのか

CVはできた。

 

じゃぁ次は仕事を探そう!どうやって探すのか。

 

代表的な方法としては、  

●就職サイトを利用する

●CVを自分で配って歩く

●新聞や地域のフリーペーパーでみつける

●知り合いからの紹介  など。

 

 

  

検索開始~採用 

結果から言うと、私は1件目のローカルカフェと2件目のジャパレスのお仕事はウェブサイトから、学校のお仕事は知り合いの紹介でゲットしました。

 

 

 まずは1つ目の仕事、カフェジョブの場合、ウェブサイトでの職探し。

 

「カフェ」や「ウェイトレス」など自分の気になるワードを片っ端から見て行く。

 

 場所や条件を見だすとなかなか理想のところってないんですよね。

 

 そしてみつけたカフェでのディッシュウォッシャーの仕事。

 

ホームページを見てみてもどうやらローカルカフェ。

 

即応募。

 

 先方からすぐに連絡があり、面接&トライアルの日にちがトントンと決まり、

1時間だったか2時間だったかのトライアルをしてから面接。

 

そしてその場で採用が決まりました。

 トライアルまでのやりとりは全てEmail。

 

応募から採用までトントントン♪

 

 ニュージーランドでの就活はなんて楽勝なの♡と思うほどスムーズでした。

(後で知る、これは大きな間違いだと…)

 

 

 

 カフェのお仕事はすごく楽しかったし、辞めるつもりは全くなかったけど、家庭の事情で辞める事になってしまい、2度目の就活が2カ月のブランクを終えて始まりました。

 

 

 

2つ目の仕事、ジャパレスの場合 

前回同様、ローカルカフェで働こう!と思って同じようにインターネットでの就活開始!プラス自分の日本でやっていた福祉のお仕事にも挑戦したいと思っていた私。

 

前回の就活がうまくいったこともあり、少し自信が出ていて、あまり深く考えすぎずに見つけるごとにカフェジョブに応募。

 

同様に障害者や老人ホームなどの情報も集めて、そういう関連のところにCVを送りました。

 

 

すぐみつかると思って焦っていなかった私はのんびりしていたのですが、、、

 

 

 

 返信ゼロ!!!

 

 

 

ゼロですよ、ゼロ。

本当にゼロでした。

返信自体がゼロです。

断りの連絡すらもらえませんでした。

 

 ここで壁にぶち当たり撃沈。

 

この時に前回はラッキーだったんだと思い知りました。

 

 

 

お金は無くなっていくのに仕事が見つからない。

楽勝と思っていただけに、この状況が結構きつかったです。

 

 

そこで、今までチェックはしていたけど手は付けなかったお助けサイトに頼りました。

 

 

実は仕事に対する希望の裏に、これはしないぞという希望も考えていて、それが「日本語に頼って就職する」でした。

 

それは英語を仕事で使いたかったから。自分の中で日本語を使わないで仕事を見つけるのが挑戦だったんです。

 ※その仕事がダメって言ってる訳ではないので誤解しないでくださいね。

 

 

しかし、全く光が見えてこなかった完全に英語だけの土俵。

 

生活が苦しくなってきたし、始まったばかりのお付き合いではパートナーとの喧嘩が増えるわのマイナスオーラにまみれてきたので、背に腹は代えられぬ!と日本語サイトで求人広告を探しました。

 

 

それでも人は欲深いですよね。

 

手当たり次第とにかく応募するのではなく、場所や条件絞ってました💦

(譲れないポイントは決めておいて良かったと今なら思えます。)

 

 

日本語で探さないという所は自分の思いを通すことはできなかったけど、じゃぁ何ができるか、を考えてウェイトレスをやろうと決意。接客を英語で挑戦!

 

 

いくつか応募したのですが、まさかここでも面接に進めず苦戦しました。

 

違ったのは断りの連絡はあった事!

自分に非があって面接に進めないのではなく、今は採用の予定がなかったり、もう決まってしまっていたりとタイミングかなと思えたので精神的には楽でした。

 

 

そこからジャパレスのウェイトレスのお仕事をゲット。

 

 SMSを通してのやり取りで事前に簡単な質問があって、そこから面接、数日後に採用の連絡をもらえました。

 

結局ここまで2カ月弱かかってしまった。

 

 

 

 

そしてもう一つの学校のお仕事は、この就活迷走期間中、本当にうまくいってなかった私を見ていたパートナーのお母さんが繋いでくれたご縁でした。

 

 

 いわゆるコネです。

 

 

私が自分で就活しているのを見てくれていて、愚痴も聞いてくれていたんですが、あまりにもうまくいかない私を不憫に思ってくれたのか、突然黙っていた口を開きました。

 

 

  「私の知り合いに聞いてあげるわ。私たちはもう長く一緒に働いてるから家族みたいなもんだし」(みたいなことを言っていたはず)

 

 

その時私はまだ「コネ」の有効性と強さを知りませんでした。

 

 

 「えΣ(・ω・ノ)ノ!そんなんいいの?そんなんアリなの?ありがたいけど。」って感じ。

 

 

  どこに繋がるんやろうと思っていたら、、、

 

 

 ちなみにパートナーのお母さんの職業は特別支援学校の教師。

 

 

 そう、繋がった先は特別支援学校の校長先生でした。

 

 

 

もちろん彼のお母さんが支援学校の先生な事は知っていたし、以前から同じ分野だね~とか日本で私はこういう事をしてたんだ。とか障害の名前を英語で教えてもらったりしていました。支援のスタンスや私の考え方なんかも英語の練習も兼ねて話していたこともあったんです。ただの世間話の一環で。

 

それがどうもその会話から、Mayumiは英語はまだまだだけど障害に対しての基礎知識はある。と判断してもらえたようで。

 

 

でもまさかそんな簡単に校長先生に話が行くとは思っていませんでした。

 

 

校長先生にすぐに電話をかけてくれ、私が息子と付き合ってること(もちろん校長先生は彼のことも知っていました)日本から来た事や求職中な事、さらには私がめちゃくちゃな英語で必死に話した過去の経歴をサラッと説明してくれて。

 

 

電話終了後、「明後日の朝空いてるよね?面接に行くよ。私もついていくわ」

 

 

話飛びすぎでびっくりしました。

 

自分ではどこからもメールの返事すらもらえなかったのに。

 

そして面接。お母さん同席(笑)

 

 

固定の仕事ではなかったんですが、Relieving (リリービング)のTeacher aid(ティーチャーエイド)のポジション。そこのポジションなら働けるよとの事でした。

 

実はその時にはジャパレスの仕事が決まっていましたが、とにかく福祉関係の仕事がしたかったので、引き受ける事にしました!

 

こうして不毛の約2カ月を乗り越えて2つのお仕事をゲットしました。

 

 

 

コネと推薦の重要性

コネはもう日本語といってもいい程浸透している単語ですが、なんだかネガティブなイメージってないですか?裏工作みたいな。

 

でも語源はConnection コネクション = 繋がり

 

つまり誰かのお墨付き!と言う事なんです。

 

 

知らない人を1から雇うよりも信頼性があるので、仕事に結びつきやすいです。

 

 

私はパートナーのお母さんに自分の経歴を話しただけなので、本当に私が働ける人材なのかどうかはお母さんも知りません。

 

でも校長先生が私の話を聞いてくれたのは「長く勤めていて校長先生と関係が築けているお母さんの推薦」があったからだと思っています。

 

こっちでの経験がなかったのに推薦してもらえたのはラッキーでした。

 

 

そういう意味で推薦人はとても重要になってきます!

 

 

多くの人が初めはコネがないと思いますが、思わぬところから話をもらえたりもするので、人間関係は大切にしておく事をオススメします!

 

 

初めはコネがなくても、転職する時にCVに推薦人が必須なことや、必須でなくても書くことが通常です。

 

大抵、以前に一緒に働いたことのあるオーナーや店長などの上司に推薦人になってもらうんですが、CVを受け取った採用担当者は実際に推薦人に電話をして働きぶりや辞めた原因などを聞き取り調査をする事があるんです。

 

なので、急に辞めたり、勤務態度がよくなかったりすると次の仕事にも影響がでる可能性があるのでお気を付けくださいね!

 

  

私がお世話になった就職サイト

では実際にどういうサイトを見ればいいのかなんですが、私が使ったのが「SEEK」「Trade Me」そして「NZ大好き」の3つです。

 

SEEKは完全な求人サイト。

フルタイムの仕事も多くありますし、キーワード検索も簡単で求人数も多いと思います。カフェの仕事はここで見つけました。

https://www.seek.co.nz

 

 

 

Trade Meは求人だけでなく、ニュージーランドの総合的なクラシファイドのサイト。

私はここから仕事には辿り着いていませんが、ニュージーランドに来る人は知っておいて損はないと思います!

なぜなら利用者数が多いから。

住まいも見つけられますし、物を売ったり買ったりのオークションページもあります。

車の売買も盛んです。

https://www.trademe.co.nz

 

 

 

そして私の2回目の就活の危機を救ってくれたのがニュージーランド大好きのページ。

ニュージーランドで一番大きな日本語のクラシファイドサイトです。

求人だけでなく、住まいや売買や仲間募集の掲示板から、ニュージーランドの基本情報や、留学・ワーホリの情報、法律が変わったらそのニュースまで色んな形で情報を発信してくださっているので、情報収集には最適です。

 

私はここでジャパレスのお仕事をゲットできました。

https://nzdaisuki.com

 

 

 

この3つは全て無料のサイト。

使わない訳にはいかないと思います。

 

もし、まだ日本にいるのであれば、先に見ておくのもいいと思います。

知らない単語に触れたり、制度を知るだけでもこっちに来てからが楽になることは間違いありません!

 

 

オマケ:就活中にあった、こんなこと

ここからは余談ですが、私に起こった出来事。

 

①ワーホリしている人にとっては珍しくない事なんですが、CVを飛び込みでお店に持って行って「仕事探してます~空いてるポジションあったら面接してくれませんか~」って自分で売り込む方法があります。

 

実はそれを一度だけ挑戦したことがあります。

 

住んでいた地域を歩きながら、オシャレなカフェを探して働いてみたいなと思う所 何軒かに思い切って入りました。

 

正直、度胸がいります。面接に行くより緊張しました。

 

 そして、成功することなく心折れてやめました💦

 

 配ったところから連絡をもらえる事もありませんでした。

たまたまかもしれませんが、冷たい視線と突き返されたCV... ダメでもともと!と吹っ切れるまで続けれたらこの方法で仕事をみつけれたかもしれませんが、私にはきつかった。

メンタル強い人にオススメです(笑)

 

でも実際にはこの方法で仕事は手に入りやすいのかもしれません。

 

ジャパレスで働いていた時に、飛び込みでCVを持って来た青年がいました。

 

その時は人が足りていたので、すぐに面接とは行きませんでしたが、その後すぐに人が辞めてしまったりして急に忙しくなった時にオーナーはそのCVを出して連絡していました。

 

飲食店はどうしても学生やワーホリなど短期の人を雇っていることが多いので入れ替わりも激しい傾向にあります。

 

その人の入れ替わりの隙間にうまくは入れれば飛び込みは強いと思います。

少なくとも飛び込みができるメンタルは買ってもらえるんじゃないかなと思いました。

友だちはこの方法で一軒目で仕事をゲットしたそうです!

 

 

 

②障害者に携わる仕事がしたいと言いながらも、ニュージーランドでの制度を全然知らなくて、探し方も分からなかった私。

 

自分でできる事を考えた結果、色んな所で言いふらそう!作戦を開始。

 

1か月だけ行った語学学校でも自分の職歴を色んな人に話し、シェアハウスでも自己紹介は最終的にその話へ。

ガツガツとまではいかずとも「こっちでもそういう仕事がしたいんだよね~」みたいな感じで。

 

そして、カフェジョブの時もそれを実践してたんです。

 

そして、なんだかそのカフェにはよく電動車いすで来るお客さんや軽度の知的障害があるのかなと思うお客さんが来てるな。。。と思っていたら

 

 

何かに気付いたオーナーが「そういえば目の前の建物、障害ある人たちの施設だよ!行ってみたら?」と言ったと思ったら、「ちょっと聞いて来てあげるわ。」といって出かけて行き。。。

 

 「今は採用してないみたい。残念ね。」と。

 

 

 

そんな話していたら、そこの職員さんらしき人がコーヒーを買いに来た!

 

 

すると、すかさずにヘッドシェフが「俺が話してくる!」と出て行き(仕事は?って思ったけど) 戻って来たと思ったら、

 

 「今、話聞いてくれるって言ってるから話して来い!」

 

 えー!そんな心の準備できてへん!

と思いながらその職員さんのところへ。

とっても気さくに話を聞いてくれ、「CV持って来てくれる?人は必要なのよ」と。

 

 え、さっきと話が変わった!?

 

 行って損はないし、後日CVを持って行きました。

 

どうやら少し大きい組織だったのかなんなのか結局わからなかったけど、直接そこでは雇うか雇わないは決めれなく、違う所にCVを送ることになって、最終的にはなくなってしまったんだけども、うまくいけばこんなところからも仕事が見つかりそうでした。

 

言いふらし作戦は効果ありと実感。

 

オーナーとヘッドシェフの勢いにはびっくりしたけど、ニュージーランド人優しいです。

 

 

 以上、私のニュージー就活体験談でした。

 

みなさんの就活が少しでもうまくいきますように!

 

 

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