いろんな形があるワーキングホリデー。
ワーホリの情報収集を始めたばかりの人
着々と準備を進めている人
情報収集はあまりしない人 などなど
準備の仕方も人それぞれ。
私自身は「とにかく海外に行く事」「新しい経験をする事」がワーホリの主な理由だったので、あまり準備らしい準備はしていきませんでした。
特に仕事に関しては全て現地に行ってから。
それももちろんOKですし、何とかなった。
でももし、5年前の私がこの記事に出会っていたら少し違ったワーホリ生活になったかもしれないな、と思うことを記しておきます。
できるだけ遠回りしないように
始めから長期滞在や移住を視野に入れている人には当たり前になる情報かもしれません。
この記事のターゲットは、
・ワーホリの就職って最低賃金しかもらえないのかな?
・ワーホリでどんな仕事に就けるかわからない。
・日本で社会人の経験があり、その経験を活かした仕事ってできるのかな?
・英語には自信がないけど専門分野でボランティアできないかな? など
まだ明確にワーホリの就職のターゲットを絞った訳ではないけれど、できることなら働きたい自分のフィールドがある人に向けて書いていきます。
ワーホリは1年の限定VISAです。(例外あり)
1年って本当に短い!
ワーホリ中は慣れない土地・言葉や習慣と新しい出来事に順応しようと奮闘しているうちにあっという間に時間がすぎて行きます。
もしもやりたいな、と思うことがあるなら最低限の準備はしておいて損はありませんよ。
では、何を持っていけば就職活動やボランティア活動の役に立つ “かもしれない” のでしょうか。
英文の大学卒業証明書、成績証明書
まずは学歴の証明。
卒業証明書と成績証明書。
私はつい最近、この両方を取得しました。取得といっても難しくはありません。
卒業した大学に書類を出してもらう手続きを行うだけ。
おそらく多くの大学がこのサービスを行っていると思うので、大学のHP等を確認してみてください。
私の大学では英文の卒業証明も、英文の成績証明も各100円でやってくれました!
200円で役立つなら請求しない手はありませんよね?
実は私、取得したこの2つを就職に使うことはできませんでした。
それなのになぜここに書いているのか。
200円の価値はあったからです。
私が卒業したのは「社会学部、社会福祉学科」。
取った授業の一例を言うと、「障害者福祉論」「社会福祉 現場実習 Ⅰ」「医学一般」などなど。
これ、全部英語ですらっと訳せる方はいらっしゃいますか?
もし訳せたなら、絶対取得しましょう!英語に問題がないあなたはネイティブと同じ土俵で就職活動ができるでしょうから証明書があなたの就職活動をよりスムーズにしてくれるでしょう。
訳せなかった人、証明書に全部書いてくれているので大丈夫です。新しい語彙として獲得しましょう!
専門分野で働きたい場合、日常英語とは異なる語彙が必要になってくるので、1つでも出会えたらラッキーかな、と私は思います。
ちなみに私の学位は 「Bachelor of Arts in Social Welfare」ですって!日本の履歴書だったら「社会福祉学科 卒業」なので直訳してもバチェラーなんてでてきませんよね。
日本の学歴システムと世間一般の認識が若干異なるからでしょうか、あまり学位を取った!という認識がわたしにはありませんでした。
なので日本と同じように「大卒です」みたいなことを言っていたんですが、NZやAUSの人からしたら「だから学位は何持ってるの?」と聞かれ訳が分からなくなり、何年通ったとか無駄な会話をする羽目になったり、日本と海外の学校システムの違いに混乱する羽目になります。
海外の事情はわからなくとも、日本でも大学を卒業したら学士、大学院では修士や博士が得られ、学士だとBachelor(バチェラー)、修士はMaster's Degree(マスター)、博士はDoctor’s Degree(ドクター)や省略形でPhDとあらわされます。
もちろんCVにも書けるので、単に「大卒」と書くよりもどの程度の教育を受けたのか一発でわかってもらえやすいです。
リファレンスレター
それから、リファレンスレター。
これは日本にはあまり馴染みのないものなので初めて目にする人も多いかもしれません。
推薦書、です。
私は一番長く働いた施設の施設長と、前職のチームリーダー(サービス管理責任者)に書いてもらいました。
リファレンスレターには働いていた期間や私の働きっぷりや人柄などが記載されています。(します。)
本来であれば、上司に英語で書いてもらいサインをもらうもの。
ただ、そんな手間をかける事はできない。。。
なので私はお2人に連絡し、状況を説明。
書いてもらいたい内容を伝え、日本語で書いてもらいました。(快く引き受けてもらえて良かった。)
そしてそれを自分で英訳し、サインをもらいました。
正当かと聞かれると違うかもしれませんが、これが私の給料交渉には役立ちました。
経験が認められたんです。(推薦書と別の努力も必要でしたがそれはまた別で)
ニュージーランドの就職活動では推薦人がいるのが前提という所もあります。
基本的にはNZ内の人が推薦人になってくれるのがもちろんいいのですが、日本でしか経験がないのですから仕方がありません。
そして、日本からの推薦状だろうが「ないよりはいい」と思います。
以上、私が5年前に知っていればよかったかな、と思う準備情報でした。
みなさんのワーホリの選択肢が少しでも広がりますように。