フェリーに乗り込み、カウンターで飲み物を選ぶのに時間がかかってると、船員のお兄さんが「朝からビールもいいんじゃない?」なんてジョークを言いながらやっとこさオーダーしたコーヒーを淹れてくれた。
コーヒーを一杯飲んでいる間に今日の目的地に到着。
オークランドから30分の船旅で着いたのはランギトトアイランド。
船着場からは広がる 緑がたくさん見える。
約半日で初めてのランギトトアイランド訪問を終えたのだが、オススメしない理由はなかった。
それは「手軽に」「非日常体験」できるから!
メジャーなハイキングコースをゆく
ランギトトアイランドはオークランドからフェリーで北東へ30分のハウラキ湾に浮かぶ島。
昔は人が住んでいたが今は無人島。
休火山で溶岩のゴツゴツした山肌が至る所に見える(一緒に行った火山好きの友だちはそれだけで興奮していた(笑))
私たちは山頂を目指す往復約2時間のコースを行くことに。
それが一番メジャーなコースのようだ。
山道は程よく整備され、特に歩きにくさはない。
急な登りも少なく緩やかなコース。
時々訪れる見晴らしの良い場所ではハウラキ湾越しのオークランドシティやデボンポートを眺める事ができる。
その日は晴れていた事もあり、冬場でもすぐにポカポカした程。
普段運動をしていない私には心地よい疲れ。
それでも時々 水分補給休憩を取れば問題ないほどのもの。
地元オークランドの小学生達も遠足で訪れるそうで、子供でも軽々行けるコースなのも良い。
歩いている途中には鳥たちが鳴き、ニュージーランド固有種のファンテイルとトゥイに会う事ができた。
ルール
ランギトトアイランドへ行くにはフェリーを利用する。
ツアーで行った訳ではないが、フェリー乗船前に集められて注意事項が伝えられた。
全部はわからなかったけれど。。。
・自然保護の為、乗船前に(説明している所の)隣に設置してあるブラシで靴の汚れを落としてね
・島にショップはないよ
・もし食べ物が必要な人はフェリーでも販売してるよ
・ごみは持ち帰ってきてね
・島にトイレは数ヶ所しかないよ。頂上に行くルートにはないから船着き場からすぐのトイレに行っておくように
・最終フェリーの時間に遅れないように!
実際にお店はないし、トイレもフェリー乗り場からすぐのみ。
トイレは実は他のところにもあるが、頂上に向かうルートにはなかったので山頂を目指す人は最初に行っておこう。
オススメの服装
訪れたのは7月の終わり。
ニュージーランドの冬真っ只中。
雨の多い時期の晴れ間に訪れた。
それでなくても服の調節の難しいオークランド。
当日の私の格好は
・ジーパン
・ヒートテック
・Tシャツ
・パーカー
・ネックウォーマー
・トレッキングシューズ
・バックパック
・サングラス
・帽子
バックパックにはレインジャケット。
歩いている間に徐々に熱くなり、ネックウォーマーとヒートテックを脱ぐ事に。
半袖にパーカーがちょうど良かった。
道行く人を見ていると、普通のスニーカーはいい方で、サンダルやドレスシューズの人もいた。完全に普段着の人が多く、かばんもショルダーバッグや財布しか入らないくらい小さい人も。
しかし個人的には動きやすい服装で、調整のしやすい格好+足元はできればハイキングシューズ 最低でもスニーカーをオススメする。
自然を舐めたらアカン。
持っていった方が良いもの
十分な水と食料。
地図上では2時間ほど、私たちはゆっくり+少し寄り道をして3時間半~4時間の滞在だったのでそんなにシリアスにならなくてもいいけれど、お店がないので万が一の為十分なお水は持って行きましょう。
自然は舐めたらアカンよ。
水あったら怪我したりしても使えるからね。
そしてオススメは頂上で食べられるランチ的なもの。
ニュージーランドっぽくクラッカーにチーズやディップを持て行くのもよし。
頂上はベンチがあるので少しゆっくりできます。
見晴らしもよく、すぐ隣のモトゥタプ アイランドの綺麗な黄緑と真っ青な空を眺めながらのランチは『本当にオークランドからたった30分か?!』と思うこと間違いなし!
頂上でマヌカの花も見つけた。
まとめ
・オークランドからたった30分
・往復2時間ちょっとのお手軽ハイキング
・初心者・子どもにもオススメ
・身体全体で感じる大自然を満喫
・ニュージーランド固有種の鳥が見られるかも
・頂上でのんびりする時間が最高!
フェリーの時間+コストはホームページよりチェック。