KIWI LIFE of MOANA

世界の果てニュージーランドからKIWIとの国際恋愛や日常生活、それからニュージーの福祉/教育を発信!ワーホリ・ギリホリの人を応援したい情報ブログ。

ロックダウン中のニュージーランドで流行中のベアハントって何?

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久しぶりの更新になってしまいましたが、このブログを書かなかった一か月は世界の流れが尋常じゃないスピードで流れて行きました。

 

コロナウイルス、COVID-19。

 

私がいるニュージーランドでは2/28に初めの感染者が確認されました。

 

徐々に感染者が増え、3/23には国内の警戒システムのレベル3、および48時間後にはレベル4に引き上げる事が発表されました。

 

それに伴いほぼすべての学校が3/23から休校、25からはスーパーなどの重要サービス以外が営業を禁止されています。

 

ロックダウン(都市封鎖)なんて今まで聞いたことも経験したこともなく、言葉からの不安感が強く普段はイージーゴーイングなキウイも買いだめに走ったりパニックが見られました。

 

しかし徐々に落ち着きを取り戻し、いざロックダウンの始まった昨日はどこのスーパーも割と落ち着いているという報告がTwitter上に溢れています。

 

そしてこんな制限の多い生活が始まったばかりですが、ニュージーランドらしく地域で支え合ってなんとか乗り越えようとしているほっこりする取り組みを見つけました。

 

それが今日紹介するベアハントです。

 

 

ベアハントってなに?

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ベアハント(もしくはテディベアハント)とはロックダウン中の今ニュージーランドで流行っている子供向けの遊びです。

 

各家庭の窓際や玄関先、または木の上など通りから見えるところに置かれたテディベアを探す遊びです。

 

こんな感じで外から見えるように置いているお宅が多いです。(人様のおウチなのでちょっと写真撮りづらい)

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友達と会う事は禁止されているので、参加条件は1人でやるか、一緒に住んでいる家族とだけ遊べること、かな。

 

探したテディベアを写真に撮ってTwitterにシェアしているフォロワーさんも多いです。

 

どうしてこんなことをするのか

今、最低4週間のロックダウン中のニュージーランド。

 

そして日頃からとっても子どもたちを大切にするニュージーランド。

 

ロックダウン中は学校も休校していて、友達と会う事も遊ぶこともできません。

 

私たち国民に認められていることは、

・できる限り自宅にいる事

・スーパーでの買い物や通院

・一緒に過ごしていいのは同居している家族のみ

・自宅周辺の散歩(車に乗って近くの公園やビーチもダメ)

・他人との距離は2m以上保つ

なんです。

 

この環境、どう考えても飽きますよね。大人でも結構しんどい。

 

そしてずっと家に居るのは誰にとっても健康上よくないということもあり、散歩やサイクリングなどは推奨されています。

 

しかし、目的がエクササイズだけの散歩ってあんまり楽しくなかったりしませんか?

音楽を聴いていたり誰かと話しているとマシですが普段から一緒に住んでいる家族とは会話しているのであまり変わり映えがないでしょう。

 

そこでただの散歩ではなく’楽しみながら’散歩を楽しめるように子どもたちを地域みんなで支えようよという姿勢なのかな、どんなシビアな環境でも子どもたちに楽しみを与え、辛くならないように工夫して飽きさせないようにしようってことなのかなと思いました。

 

私も早速散歩にでかけてみると本当にたくさんのテディベアを見つける事ができて大人の私でも楽しかった!

 

ただ単にエクササイズの為に歩くより断然楽しいです。

 

唯一私が一緒に住んでるから一緒に行けるパートナーと散歩には行きますが、彼ははじめベアハントは子ども向けと思っていたのか興味なし!って感じだったんですが、私が探しながら歩いてるので遅いんですよね。少し先を歩く彼が「みつけた!あそこもあそこもあそこも!」と探すようになって。

 

私より視力もいいので遠くまで探してくれて。

 

おうちによってはクマがのぞいているように飾られていたり、車の運転席におっきいクマが座っていたりで笑えるんです。ロックダウンで変わり映えしない毎日になっているので些細な事ではあるけれど興味を持って取り組めることや笑える事はとっても大事だなと感じられます。

 

毎日散歩は違うルートで新しいクマ探ししています。

 

ちなみに、変化球もあり。

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子どもたちが楽しかったらなんでもいいんです!

 

うちのお隣さんはぬいぐるみがなかったのでしょう、犬の写真を印刷して切り抜いて貼っています。

 

アイデアは無限大!

 

ユーモア満点の私の同僚は↓

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ビール瓶のキャップで作ったクマ!庭に飾っているようです。

 

子どもだけじゃなく大人も楽しんでます。

 

私は使わなかったのですが、ベアマップもあるんですよ!

NZ Bear Hunt - Google マイマップ

 

見てみたら予想以上の人がアップしていて、ニュージーの地図はもうクマで溢れかえっています。

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Facebookのページもできていたり、この活動に首相のジャシンダも賛同していたり本当にビッグウェーブです。

 

うちもマップには載せていないけど誰かがハッピーになってくれればいいなと窓際に置いてみました。反対側の窓にはミニオンも♪誰か気づいてくれてるといいな。

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どうしてベアハントなのか?ネタ元はコレ!

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そもそもなんでテディベアなのか。

 

実はイギリス発祥でニュージーランドでも大人気の絵本「We're Going on a Bear Hunt」とかけているんです。

 

子どもたちがクマ狩りに行くお話。

 

草地をかき分け、川や沼を渡り、森を抜けて吹雪に遭いながらクマを探しにいく冒険物語。

 

たくさんのオノマトペが出てくる子どもたちに大人気の絵本です。

 

多くの子どもたちが知っている物語を現実の世界でやってみるってやっぱり遊び心があるなぁとキウイに感心してしまいました。

 

その絵本で何度も繰り返し出てくるフレーズがコレ。

We're going on a bear hunt. (クマ狩りにいこう)
We're going to catch a big one. (大きいのを捕まえるぞ)
What a beautiful day! (なんていい日だ!)
We're not scared. (こわくなんかないぞ)

 

このフレーズ、覚えていて言える子も多いです。

最後のWe're not scaredが今回のコロナのこととかけてるのかな?なんて勘ぐっている私です。

 

日本ではきっと有名ではないと思うけど、日本語訳されてました!

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日本でもロックダウンや非常事態宣言がいつ起こるかわからなくなってきています。

 

行動自粛で子どもたちがいつものように楽しめない毎日が来るかもしれません。

 

この絵本は日本では有名ではないかもしれませんが、みなさんも通りから見える窓際にそっとクマのぬいぐるみを置いてみてはいかがでしょうか。きっと通りすがりの一瞬でも子どもたちに笑顔を与えることができるかもしれませんよ。

 

日本でもベアハントのブームが起こるかもしれません!

 

世界的に厳しいこの状況、すべきことはきちんとしつつも楽しみながら心沈まず乗り越えたいところですね。

 

 

STAY SAFE!

We're not scared‼