コロナに感染しました。
その記録です。
ニュージーランドのコロナ感染者数の現状
まず初めに、ニュージーランドは日本と比べると人口が圧倒的に少ない国です。26倍ほどの人口が日本にはいるので、これから出てくる感染者数の数字は26倍してもらえるとどれほどの数なのかイメージしてもらいやすいかもしれません。
2022年2月にはいってからニュージーランドではコロナの市中新規感染が目立ち始めました。
2月10日には306人だったのが、20日には2522人、月末の28日には14633人。そして今この記事を書いている今日3月3日は23183人でした。
ニュージーランドってコロナ抑え込んでるんじゃなかったの?って人も多いのではないでしょうか。
デルタ株まではそうだったと思います。
しかし、オミクロン株になってから政府の方針が変わりました。
オミクロンは罹っても軽症だから経済を回す、ということだと思います。
今まで何度と行ってきた厳しいロックダウンも今回はなし。学校も継続。クロースコンタクト(濃厚接触者)の規定もどんどん緩くなり今では一緒に住んでる人が感染した場合のみその同居人が濃厚接触者扱いになっています。
怒りすら覚えるこの対策。
もうかかるべくしてかかったと思っていて、私は特別支援学校で働いているのですが、学校で感染者が出た時に初めの頃はそのクラスのメンバーは自宅隔離することになっていてそれ以上の感染拡大はしのげていたのですが、2月24日に上記の濃厚接触者の規定に変わってから学校で感染者が出ても同居人ではない為、濃厚接触者にならなくなりました。
食事介助にトイレ介助、オムツ交換に着替えの手伝いなどなど身体的に距離が近づく支援が日常的な仕事場でそれはないんじゃ、、、
その結果ドンドン感染が広がりました。スタッフが減り、別のクラスからヘルプがきて人が混ざって感染して、、、悪循環が目に見えていたのに政府の方針だからか学校が閉まることはありませんでした。
そしてついに私に順番が回ってきたのです。
もう本当に単に「順番が回ってきただけ」そんな感じです。
まだ感染者数増えてるのでこれも良かったらご参考にされてください⇩
症状の経過
Day 0 / 1
3月1日の夜、喉の不調を感じ季節の変わり目だしな、とのど飴を舐めてから寝る。
3月2日
しかし喉の不快感で眠りが浅く、朝起きた時には不眠による疲れとのどの痛みは継続してあった。身体はまだ元気に動いたのでシャワーを浴びて朝のルーティンをこなし、回復するか様子を見る。
動けるし、仕事には行けそう。だけどこのご時世だし周りに感染者が多いから今日は休んだ方がいいと決める。朝7:00
仕事を休む連絡をいれ、政府のウェブサイトで最近導入されたRATsテストが受けられるもしくはもらえる検査会場をさがしていく事に。7:50
かくかくしかじかで検査を受けられたのは10時すぎ。
歩いて自宅に帰っている時には生理痛のような腰の痛みが始まっていた。
そして検査結果を受け取ったのが12:00前。陰性だった。
陰性なのか。よかったけどだったらこの症状は何?と思っていた。
12:00を過ぎた頃から発熱が始まった。最初は37.0台。少し寝ようとベッドに入るが2時間ほどで起きてしまった。
寒気なのか暑さなのかもわからず、ブランケットにくるまれると暑いが、取ると寒すぎる。38.0℃台突入。身体の節々の痛みも始まり、主に腰と足全体がずっと怠く重くそして痛かった。
それに加えて頭痛も始まる。かろうじて喉の痛みは悪化しておらず、咳もない。
だけど各種痛みのせいで寝られない。
ソファでゴロゴロしながら、足をマッサージしたり軽くストレッチしたりするも効き目ゼロ。
たくさん水を飲んでまたベッドに戻り寝ようとするが無理でそうこうしているうちに38.6℃に。16:30
もうすぐパートナーが帰ってくると思いながらなんとか耐えるもしんどすぎて泣く。
市販のRATsテストを買ってパートナーが帰って来た!
なんでパナドール飲まないんやと怒られすぐに飲む。パナドールはニュージーランドの万能薬。いつでもとりあえずパナドール飲んどけ!みたいな役割の薬です。
17:00すぎ、市販のテストをやる。陽性反応。
やっぱりそうやったんやーと少しなんだか安堵。
食欲は落ちておらず、晩ご飯をしっかり食べて早めにベッドに行くがパナドール1錠だとあまり効いていなかったのか痛みの為寝れず。
22:00過ぎに2錠パナドール追加。
たぶん30分くらいで薬が効いて来て痛みも取れて眠りにつく。
Day2
3月3日
残念ながら1:30頃目覚めてしまう。
下半身の痛み、腰痛、頭痛再発。ベッドルームで暗がりだったため検温しなかったけど発熱していたと思う。
寝たいのに寝れないしんどい時間。4:00過ぎにパートナーを起こしてしまってケアしてもらう。
パナドール2錠また飲んで寝る5:00前。
9:00まで寝られた!
喉の痛みが強くなってる。。。咳はほぼないけどくしゃみしたら喉に激痛が走るのと、痰がすごく絡む。鼻水も出るけど鼻は詰まっている。
パナドールを飲んで、効いている間は寝られるし元気も出る事がわかったので無理せずパナドールを飲む!
そのお陰で今日は昨日に比べてだいぶ楽に過ごせた。
お昼過ぎに昼寝も数時間できた。
ただパナドールが切れると体の痛みと発熱が顕著に現れる。
就寝前にパナドールをとって無事に朝方まで寝ることができた
Day3
3月4日
朝4:30に起きてしまうが、身体の痛みがなく汗をかいていて熱もなさそうなスッキリ感!
しかし激しい喉の痛みを感じる。
喉の痛みにはパナドールは効かないのか1日中しんどい。
アイスクリームとアイスブロック(ガリガリ君みたいな氷系のアイス)で冷やしたり、ハチミツを舐めたり、のど飴を舐めたり。
固形物よりは食べやすかったけれど飲み込みが痛いので飴も舐めたくなくなる感じ。
1日通してコンスタントにパナドールは飲んでいた。というのもやっぱり薬が切れるとボーッとおでこが熱くなってきて放っておくと全身が熱くなる感じがあって、37度台までは簡単に上がっていたから。
薬が効いていれば36度台まで戻ってきています。
昼寝もしたし、やっとシャワーも浴びれたので今日は少し回復&スッキリでした。
Day4
3月5日
1日中辛い喉の痛みと鼻詰まり。発熱なし。
鼻詰まりって息がしづらくなるしそれによってボーッとして頭が重くなる。
そのせいかずっとゆる〜い頭痛がある。
発熱は1日なかったけれど頭だけ熱い。
あとは病5日目ということもあってかかなり疲れてきていて無気力感が強い1日でお昼前、お昼後、夕方と何度も昼寝をした。
時折ある右腹部の痛みも今日は気になった。消化系の痛みとも月経の類の痛みとも違う痛みでズンズンと小さな誰かがお腹の中を踏んでいる感じの痛みだった。
万能薬パナドールの使用は1日で3錠まで減った。というか許容範囲内を守ってはいたけれど何日も続いているのでさすがにとりすぎではないかと出来るだけとらないようにしてみた。
Day5は喉の痛みと倦怠感と戦った1日。
Day5
3月6日
熱が下がって身体の痛みもなく動ける〜と思ったのも束の間。
今日のメイン症状は下痢でございます。(汚くてごめんなさい)
コロナになってからそれほど食べれていないので、出すものもないのにお腹がギュゥ〜っとずっと痛くて、トイレに座ってると安心からか腹痛もマシになる。
マシになったと思ってトイレから出たらまた10分もせずに痛みが、、、
これを1日続けました。。。
それからオミクロンの症状のひとつと言われている無気力も追加。
お腹は痛いしすごく疲れた感じがしていて寝ていると腹痛も止まっていたのでこまめに休息。
さすがに6日目、病気でいることにも疲れてきました。
Day6
3月7日
時折昨日の腹痛が戻ってくるが、トイレに行かずに耐える。痛みの回数も減って来た。
まだまだ本調子ではないけれど、このまま回復に向かってほしい。
明日は家事とか少しずつやりたいと思います!
やっと終わりかなぁ〜と思ったら、、、本日晴れてパートナーがポジティブになりました〜
一緒に生活してたらそりゃそうなるよね、、、彼の体調が崩れませんように、、、(今のところ不調らしい不調の訴えなし)
Day7
3月8日
喉の不快感と倦怠感が引き続きある。
Day8
3月9日
喉の不快感と倦怠感が引き続きある。
Day9
3月10日
喉の不快感と倦怠感が引き続きある。
Day10
3月11日
ついに10日目!
喉の不快感と倦怠感が引き続きある。
検査をサクッとして結果はネガティヴ!
まだ時々咳が出るけれどこれで晴れて外に出られる〜!
というわけで私のコロナ経験談10日間はおしまい。
オミクロンはただの風邪だからっていう意味もわからなくはないけれど、かからなくていいならかからない方がいいよね、結構しんどかったよっていう感想です。